人は誰しも、愛情のこもった言葉をかけられたり感謝されたりすると幸せな気持ちになりますよね。なじられたり批判されたりすると、悲しくなったり腹がたったりしませんか。これは、肌の色や人種、育った環境、言葉、文化に関係なく、人間全てに共通していることなのではないでしょうか。言葉が分からなくても、強い語調でひどいことを言われているんだろうと思うと身がすくんだり、柔らかい語調で話しかけられるとなんとなくニコニコしたくなったりするんじゃないでしょうか。人間の体のどこでどうその情報が瞬時に分別されてどう認識されて、どういう経路で同じ反応になるのだろう、とふと考えました。そう言えば、昔々、大昔の大ヒットコメディーで、Goast Bustersという映画がありましたが、その映画”2”の中でニューヨークの下水をゴーストの緑色のスライムが川のように流れ、そのスライムがニューヨーカーを襲う事件が頻発。このスライムはニューヨーカーの怒りや憎しみという感情をエネルギーにどんどんその力を増大させていく、というシナリオでした。確か、テンポのよい音楽に乗って踊ったりもしていました!植物も、草花愛好家によると、暖かい言葉をかけ続けると美しい花を咲かせ、冷たく扱い続けると枯れてしまうとのこと。え~本当?と思いますが、これ、まんざら、希望的観測、想像の世界のお話しじゃないのではないかと思うお話しに出会いました。
地球も人も植物も、”水”でできていると言って過言ではないくらい、その原材料の構成のマジョリティーを水が占めています。
その水を研究した日本人がいます。江本勝さんという代替医学博士です。
江本博士の研究は、水が、ポジティブな言葉や現象、ネガティブな言葉や現象に反応するというもの。森羅万象は振動し続けていますね。それぞれが固有の周波数を発し、独特の波動を持っているのだそうです。水の波動を水を凍らせて結晶を捕らえ、それぞれのインパクトに水がどう反応するのかを発表した方です。(ちなみに、この水の氷結結晶写真を撮る技術を世界で始めて開発した方でもあります。)江本博士の発表した結晶は驚くことに、とてもはっきりとした反応を示しています。
以下、あるウェブサイトからインタビューの一部を抜粋してご紹介します。
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──江本さんは、水の氷結結晶写真を世界で初めて発表された方として広く知られておいでですが、そのアイデアはどのように生まれたのでしょうか。
それまで私は、水の違いを目に見える形で表す方法はないものかと悩んでいました。ある時、1冊の本を開くと、「雪の結晶は、2つとして同じものはない」 という文章が目に飛び込んできたのです。そうか、水を凍らせて結晶を作り、写真を撮ってみたら、水はまったく違う顔を見せてくれるのではないか、とひらめ きました。さっそく会社の若い研究員に、この実験を始めるように言いました。誰もやったことのない実験ですから、試行錯誤を経た2ヵ月後に、ようやく1枚 の写真が撮れました。きれいな6角形をした結晶でした。1994年のことです。その時の感動は、生涯忘れることができません。 現在では、実験用の大型冷 蔵庫を設置し、つねにマイナス5℃の室温を保ちながら観測しています。まず、水を約0.5ccずつ、50個のシャーレに落とし、マイナス20℃以下の冷凍 庫で3時間ほど凍らせます。表面張力で盛り上がった氷塊の突起のところに光を当てて、顕微鏡でのぞくと、結晶が現れるのですが、結晶を撮影できるのは、温 度が上がって氷が溶け始めるほんの数10秒間だけです。中には、まったく結晶を結ばないものもあります。
私はまず、町の水道水を調べてみることにしました。東京の水道水は全滅でした。これに対して自然水は、湧き水、地下水、氷河、自然が残っている川の上流な ど、世界のどの地域であっても、美しい結晶を見せてくれました。 ある日、若い研究員がこんなことを言い出しました。「水に音楽を聴かせて、結晶を撮りま しょう」。たしかに、音楽を聴かせることによって振動が伝わり、水の性質が変わるということはあり得る話です。私も音楽が大好きで、子どもの頃は本気で声 楽家になろうと思っていたくらいなので、このユニークな実験には大賛成でした。精製水をビンに入れ、2つのスピーカーの間に置いて、音楽を聴かせてみたの ですが、その結果はすばらしいものでした。
ベートーヴェンの交響曲「田園」は、明るくさわやかな曲調の通り、整った結晶、モーツァルトの交響曲40番は、華麗な美しい結晶を見せてくれました。クラ シックに限らず、歌謡曲や民謡、ジャズやロックの名曲も、それぞれ美しい結晶になりました。しかし、怒りと反抗に満ちた、あるヘビーメタルの曲を水に聴か せたところ、結晶はばらばらに壊れた形になってしまいました。 ベートーヴェンの「運命」を聴かせた結晶が実に美しかったので、結晶写真を波動測定してみ たところ、「免疫力が100点満点」という結果が出ました。スメタナの交響詩「モルダウ」も私の好きな曲ですが、波動測定をすると、「強いいらだち」とい う感情を相殺し、「安らぎとゆとり」をもたらす波動を持つことがわかりました。そこで私は、音楽は芸術であるけれど、それ以前に癒しそのものなのだと認識 したのです。
次に私は、水に言葉を見せてみようと思いつきました。「ありがとう」と「ばかやろう」とワープロで打った紙をビンに貼ったのです。水が文字を読んで、その 意味を理解し、結晶の形を変えるなど、常識では考えられないことです。ところが、「ありがとう」という言葉を見せた水は、きれいな6角形の結晶をつくり、 「ばかやろう」という言葉を見せた水は、先程のヘビーメタルの曲と同じように、結晶がばらばらに砕け散ってしまったのです。
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森羅万象は常に振動しており、それぞれがユニークな周波数を発し、独自の波動を持っているのだそうです。水がポジティブ言葉や現象に反応する振動はその性質をよいものに変え、ネガティブな言葉や現象に反応する振動はその性質を破壊の方向に導く、と、江本博士は説いています。
聞いているだけでは、本当?と疑わしく思わないでもないですが、結晶の写真の美醜があまりにも明らかなので、本当なんじゃないかと思わざるを得ません。
なので、水でできている私達の身体は、ひどい罵声を受けたり辱められたり叱られたりすると体内の水の性質が悪くなる、それが怒りや悲しみ、鬱、といった形で即時に反応し、褒められたり、愛されたり、優しくされたりすると、水がキラキラと喜んで性質が良くなり、それが微笑みやひいては健康につながっているのではないかと思うに至ったわけです。ストレスが病気を引き起こすのも、この水の反応の影響なんじゃないか、と。
このユニバースは不思議なことでいっぱいですね。何も心臓があってドキドキ動いている動物だけが生き物ではなく、もっと大きな命があって、私達人間はその小さな一部にしか過ぎないんだなぁ、とつくづく思います。そして、その命は案外単純に、「良し」「悪し」に左右されているんじゃないかと。
本当かどうか、信じるのは自分次第ですが、自分の身体の中の水が綺麗な結晶でいっぱいだと思うだけでなんとなく幸せな気分になりませんか?だから、嫌なことがあった時は落ち込んだり怒ったりせずに、即、幸せなことを考えてみたり、大好きな人のことを思い出してみたり、美味しいものを食べてみたり、自分で自分にポジティブなことを言ってあげれば、身体の中にゴーストバスターズの緑のスライムが湧き出てもキラキラした綺麗な結晶を送り込んでスライム退治ができるのではないかと本気で信じてみようと私は思っています。そして、願わくば、私のまわりに居てくれる人たちにとっても、私の存在や言動が彼らの身体の中をキラキラした結晶でいっぱいにできるインパクトでありたい、と本気で思いながら、今日もチョイ緑スライムが発生してプチ切れをちらっとしてしまった私で、とても反省をしている次第です。
((大矢))