こんにちは。ダラス支店の山田です。
7月4日は独立記念日。
我が家もダラスに引っ越してきてから、初の独立記念日ということで、花火やパレードを楽しみにしておりました。特に娘は何日も前から指折り数えて待っておりました。ですが、その楽しみは打ち壊されることになってしまうのです。
7月3日に打ち上げられた花火は何とか見ることができたのですが、花火の最中に嫌な予感はしていたんです。というのも、光り輝くサンダーストームで花火が霞んでしまっていましたから。その日の晩、それまで静かだった携帯電話が急に何度も鳴り出したのです。それは、雨雲の接近を示す通知でした。この通知が来ても、実際には何も問題がないことが多いので、いつものことかと思っていたのですが、この日は違いました。就寝中に地震かと思うほどの揺れを感じ、飛び起きるとブラインドの隙間からまぶしい光が差し込んできました。どうやら自宅アパート付近がサンダーストームに覆われてしまったようです。落雷、消防車のサイレン、豪雨で妻の声もろくに聞き取れないほど、周りが騒然としていました。その後は妻も私も寝ることができず、ただ、サンダーストームの轟音と閃光が落ち着くのを待つしかありませんでした。何時間か経ち、雨も落ち着きようやく再び眠りにつくことができました。
翌朝、ダラスはとても過ごしやすい天気となりましたが、パレードは中止になり、会場はガランとしていました。
そんな時、娘が普段より早起きしてきて一言、
「今日はパレードだね!!!」テンションは最高潮。
えっ!?もしかして。
どうやら彼女、サンダーストームがあったことも知らないくらい熟睡していたようです。せめて外で遊んであげよう、事態を理解させてあげようと思い、近くの公園へ連れていきました。いつもと水位が違う池を見て
「あ~、なるほど」
とようやく状況を理解したようです。
本当はパレードの写真を載せる予定だったのですが。。。
娘の鈍感力を実感する7月4日となりました。