2017-01-17
皆様、本年も宜しくお願いいたします。早いもので、シカゴに来て5年目になろうかとしております。こんな寒い地に住むとは思っていなかった稲葉です。
ところで、日本には「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。何ごとも最初が肝心とか、元旦の過ごし方でその年が決まるとか、今年の目標は元旦にたてるといい、といった意味で使われていますね。アメリカでも同じで、このような新年にたてる目標を New Year’s Resolutions (ニューイヤーズリゾルーション)といいますよね。
当然のように新年の抱負や目標を立てますが、これに意味があるか?と考えてみて色々と検索をしましたが、多くの心理学者の方の研究や意見では、「効果(意味)があります」という回答でした。
理由としては、新年には多くの人が、立ち止まって、これまでのことを振り返ったり、自分の生活に意識を向けることができる時期で、「今年はこうする」と誰かが言ったとき、周りの人も「いいわね、がんばって」とサポートしてくれやすい時期だからのようです。
また、January (1月)という名前は、ローマの Janus(ヤヌス)という、物ごとの始めと終わりをつかさどる神の名前から取られました。この神さまの顔は、未来と過去の両方を見ています。1月は過去と未来を見る月なのですね。そう考えるととても大きなチャンスをあたえられている月だと思います。
私も今年の目標を立てましたが、三日坊主で終わずに、達成できるように頑張ります。
稲葉