2017-02-13
時の経つのは早いもので、なんとうちのマイサン(息子)も今月で12歳。
歩きたくないと言って駄々をこねて道の真ん中で寝そべっていたあの頃にもう一度戻って欲しいと思いながら、昨年秋に入学したMiddle Schoolに一人で歩いていく姿を見ると、元気で何よりと何かに感謝。
そんな思いで毎日子供を見ているわけですが、Middle Schoolに行き出すと、今までの小学校時代と大きく環境が変わります。少なくとも親は大変楽になるのです。
行き帰りの通学は一人でOK。もちろん近所であれば、プレイデートも一人で行けるし、バースデイ・パーティーも。そして、何よりうれしいのが、家に一人にしとけるってところでしょうか。
これって、車の免許でいうとようやく仮免が終わって、一人で外を運転できるようになった感じです。
まあ~そういう観点でいうと子供が12歳になるまでは、親も親としては「仮免」ってことなのかもしれませんね。
で、そんな自由時間が増えて喜んでいる親の脇で、子供は突然忙しくなるんですね。恐らく一人の人間として時間管理という新たな勉強をさせられているのだと思います。
ニューヨークのミドル・スクーラー達(そんな言い方をするのか知りませんが)は本当に忙しい毎日なんです。
まず、毎日の宿題が圧倒的に増える。
そして、アメリカの子供たちは勉強にプラス、スポーツや音楽、ボランティア―等々をやる。(というかやらされる。。。)うちの子供の場合、まず、小学校の時からやっている少年野球チームの練習が週2日、夏の間は毎週土曜日ダブルヘッダーで試合。そして学校でブラスバンド部にも所属しているため、週2日ほど早朝出勤。さらに最近なぜだか、卓球部にも受かってしまったらしく週に何日かは他校と試合。そのために週末練習。
こんな感じですので、家の中でのマイサンの様子はというと、
家に帰ったらすかさず宿題。(この辺は本当にやっているのかは定かでない。)一休みの間に友達とSNS。その後野球の素振りやピッチング練習を部屋でやり、シャワー。それから夕食を取り、リビングに特設した小さな卓球台もどきで壁打ち。そして、ブラスバンド部で担当しているフレンチ・ホルンのマウスピースで音出し練習。そして又、宿題。で最後にI phone でゲーム。いつ親と話すんだって感じです。(まあ~そもそも父親は平日いつもいませんが。。。。)
毎日こんな姿を見ている方は、本当に応援してあげたくなるもんです。ただし、母親と父親の応援の仕方は随分と違うものですが。
「子供は遊ぶのが仕事」なはずですが、ミドル・スクーラーはもう子供ではないって事なのかもしれませんね。
自分の12歳のころ?う~ん毎日野球や缶けり、そしてクラスの女の子の事で頭が一杯だったような。。。。。。
がんばれ、マイサン!
がんばれ、ニューヨークの子供たち!!
鈴木