冬が近づき、家の中もオフィスの中も乾燥がひどく、少々やつれ気味の黒川です。そして、乾燥で喉がカラカラといえば、思い出したことです。
喉の渇いていない馬は
池の前で手綱を叩きまくって
「水飲め!」と言っても
たぶん飲みません
でもとりあえず池の周りを
5周くらい走らせてみたら、
手綱を放した瞬間に、我先にと
自ら水を飲みに行く気がします
You can take a horse to the water, but you can't make him drink. (馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない)
世の中にはこんな諺があります
確か母が昔教えてくれた言葉なんですけど、
自分以外の状況や相手の動きに関わる必要がある時に
意識している考え方です。
相手を力づくで操ることに何ら意味はなく
相手が「自発的に」喉が乾くからこそ意味がある
状況は確実に動いているのに
誰もが心理的負担は感じない
そういうスムーズな道筋を
きちんと事前に頭を使って考え準備する
そんなことができるように
なりたいものですね。
最終的に、自身のためではなく
心から相手のためを思うなら
できそうなものです。
ちなみに、この馬の原理を
政策や制度作りに組み込み、実践してる国といえばフィンランドでして
私は兼ねてからとっても興味がある国です。
主に教育現場でのお話ですけど、
カリキュラムの組み方から学校の組織の在り方から
国全体の教育機関の仕組みまで
生徒の「自発性」を徹底していて、
しかも自国の教育改革をたった30年という短期間で
成果を出した実績のある国でもあります。
人は能動的に動いた時こそ
学ぶ・成長する
自分自身を振り返ってみてもそうですもんね
日々精進です。
馬ネタからは離れるんですが、そろそろ「自発的に」ダイエットをしてもらうように仕向けていく必要がある、我が家のたまお