アメリカで就職・転職を目指すなら、英文レジュメ(Resume)の準備は欠かせません。とはいえ、「日本語の履歴書や職務経歴書を英訳すればいいの?」「どう書けば強みが伝わるの?」と迷うこともあるでしょう。

英語として正しく訳せていても、「法人営業を担当しました」「顧客対応を行いました」と書くだけでは、採用担当者が知りたい強みが十分に伝わらないことがあります。

英文レジュメで大切なのは、経歴を漏れなく説明することではありません。応募先が求める仕事に対して、自分がどのように行動し、何を実現してきたのかを短く示すことです。

本記事では、英文レジュメの基本フォーマットと完成イメージを確認したうえで、Action Verbの使い方、成果の具体化、数字で示せない仕事の書き方を解説します。

併せて、営業、営業事務・管理、マーケティング、学生・新卒の例文も紹介します。

ぜひ、ご自身の職務経歴を書き換える際の参考にしてください。

英語のレジュメと日本語の履歴書の違い

Resumeは「応募先で何ができるか」を伝える書類

アメリカの一般企業へ応募する際に使うResumeは、学歴や職歴を時系列に記録するだけの書類ではありません。

応募職種に関連する経験、スキル、実績を選び、入社後にどのような貢献ができるかを採用担当者へ伝える資料です。

例えば、日本語の職務経歴書に「2019年から法人営業を担当」と書いていても、扱った顧客数や提案方法、売上への貢献が分からなければ、応募先は営業力を判断しにくくなります。

英文レジュメでは、在籍していた事実よりも、そこで取った行動と成果を優先して示しましょう。

写真・生年月日などの個人情報は原則記載しない

アメリカ企業へ提出するResumeには、原則として顔写真、生年月日、性別、婚姻状況、Social Security Numberなどを記載しません。

Contact Informationには、氏名、電話番号、メールアドレス、居住する都市・州など、採用担当者が連絡するために必要な情報をまとめます。番地まで含む住所は必須ではなく、都市名と州名で足りるのが一般的です。

ただし、応募画面で就労資格などの追加情報を尋ねられることはあります。Resumeへ任意に個人情報を加えるのではなく、求人票や応募フォームで求められた項目に沿って回答しましょう。

ResumeとCVの違いも確認しておく

Resumeは、応募職種に関係する経験や実績を簡潔にまとめる書類です。

一方、アメリカでいうCV(Curriculum Vitae)は、研究歴、教育歴、論文、学会発表、受賞歴などを詳しく記載する書類で、大学・研究機関・医療分野などの応募で使われます。

提出書類としてResumeとCVのどちらが指定されているかを、必ず確認しましょう。

英文レジュメの基本フォーマット

迷ったらReverse Chronological Resumeを基本にする

形式に迷ったら、現在または直近の職歴からさかのぼって書くReverse Chronological Resume(逆時系列形式)を基本にしましょう。

採用担当者が直近の役職や担当業務、キャリアの流れを追いやすく、多くの応募者にとって使いやすい形式です。

職歴に空白がある、未経験分野へ移るといった理由で、勤務先や在籍期間を分かりにくくするのは避けましょう。まずは逆時系列で職歴を整理することが大切です。

英文レジュメに記載する基本項目

一般的な英文レジュメは、次の項目で構成します。

項目記載する内容
Contact Information氏名、電話番号、メールアドレス、居住する都市・州、必要に応じてLinkedInやポートフォリオ
Professional Summary/Objective経験年数、専門分野、強み、代表的な成果、希望職種などを簡潔にまとめた文章
Work Experience勤務先、役職、勤務地、在籍期間、担当した業務と実績
Education学校名、所在地、学位、専攻、卒業年月または卒業予定年月
Skills語学、ソフトウェア、業務ツール、専門スキルなど
Certifications応募職種に関係する資格や免許

すべての項目を同じ分量で書く必要はありません。応募職種との関連性が高い経験や実績に、多くのスペースを使いましょう。

Professional SummaryとObjectiveは、どちらか一方で構いません。実務経験がある人はProfessional Summary、職歴が少ない学生や新卒はObjectiveを使うのが一般的です。

日本で働いてきた人は、次の3点も押さえておきましょう。

  • 語学:Japanese (Native)、English (Business level)のようにレベルを添えます。TOEICはアメリカではなじみが薄いため、英語を使った業務を職歴欄で示す方が伝わります。
  • 学位:経済学部卒ならBachelor of Arts in Economics、工学部卒ならBachelor of Engineeringのように、英語の学位名で記載します。
  • 勤務先:アメリカで知られていない企業なら、社名の下に業種と規模を1行添えます。

これらの項目を1枚にまとめると、次のようなイメージになります。

TARO YAMADA
Los Angeles, CA | (310) 555-0123 | taro.yamada@example.com | linkedin.com/in/taroyamada

PROFESSIONAL SUMMARY
Bilingual sales professional with five years of B2B sales experience, increasing annual sales by 18% through new client acquisition.

WORK EXPERIENCE
Sales Representative, ABC Corporation, Tokyo, Japan | April 2020 – March 2025
Japanese manufacturer of industrial equipment with approximately 2,000 employees
・Acquired 12 new corporate clients through targeted outreach and product demonstrations, contributing to an 18% increase in annual sales.
・Managed more than 30 corporate accounts and retained 95% of annual contracts through quarterly business reviews.
・Coordinated with product and customer support teams to address client requirements and support contract renewals.

EDUCATION
Bachelor of Arts in Economics, XYZ University, Tokyo, Japan | March 2020

SKILLS
Languages: Japanese (Native), English (Business level)
Tools: Salesforce, Microsoft Excel, Microsoft PowerPoint

※氏名・会社名・数字はすべて架空の例です

フォント・文字サイズ・余白は読みやすさを優先する

フォントはArial、Calibri、Times New Romanなど、一般的で読みやすいものを使いましょう。本文は10〜12ポイント、余白は上下左右0.5〜1インチが目安です。

ページ数を減らすために文字を極端に小さくしたり、行間や余白を詰めたりすると、必要な情報を探しにくくなります。

また、複数列、図形、アイコン、テキストボックスを多用したデザインは、採用担当者にとって読みづらいものです。ATS(Applicant Tracking System:応募者追跡システム)が文章を正しい順序で読み取れない原因になることもあります。

見出しと箇条書きを使った、シンプルな1列構成を基本にしましょう。

英文レジュメで実績を伝える4つのポイント

英文レジュメの職歴欄では、担当業務を並べるだけでなく、自分の行動がどのような成果や変化につながったのかを示す必要があります。

日本語で整理した経歴を組み直す際は、次の4つのポイントを押さえましょう。

  • 「担当した」ではなくAction Verbから書き始める
  • 「行動+成果」の形で書く
  • 数字を使って仕事の規模や成果を具体化する
  • 数字で表せない仕事は「対象・工夫・変化」を示す

以下で、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

「担当した」ではなくAction Verbから書き始める

職歴欄の箇条書きは、原則として主語のIを省き、行動を表すAction Verbから書き始めます。現在も担当している業務には現在形、すでに終了した仕事には過去形を使います。

例えば、「顧客対応を担当した」をResponsible for customer service.と訳すと、本人が何をしたのかが見えません。Resolved customer inquiriesのように、実際の行動に合う動詞を選びましょう。

よく使われるAction Verbには、Managed(管理した)、Developed(開発した)、Implemented(導入した)、Coordinated(調整した)、Improved(改善した)などがあります。

強そうな単語を選ぶのではなく、自分の行動を正確に表す動詞を選ぶことが大切です。

「行動+成果」の形で書く

Action Verbで書き始めたら、次はその行動で何を実現したのかまで示しましょう。箇条書きは「Action Verb+対象・方法+成果」の順で組み立てるのが基本です。

在庫管理を例に、行動だけで終わった文と、方法や成果まで書いた文を比べてみましょう。

  • 改善前の英文:Managed inventory for retail products.
  • 改善後の英文:Managed inventory for more than 500 products and reduced stock shortages by 15% by introducing weekly reorder reviews.

改善前の英文では、どのように在庫を管理し、何を実現したのかが分かりません。

一方、改善後の英文では、500点を超えるという規模と、週次の発注見直しで在庫切れを15%減らした成果まで伝わります。課題を見つけて改善する力も示せます。

成果は売上や利益だけではありません。作業時間の短縮、ミスの削減、顧客満足度の改善、部署間の連携改善なども成果になります。

数字を使って仕事の規模や成果を具体化する

実績を伝える際は、数字も積極的に使いましょう。数字を加えると、同じ職種名でも仕事の規模や成果の大きさが伝わり、実績の信頼性も高まります。

売上や利益の増加率だけでなく、担当顧客数や案件数、チーム人数、予算、処理件数、対応地域、所要時間、頻度なども使えます。

  • 規模:Managed 35 corporate accounts(法人顧客35社を担当)
  • 頻度:Prepared weekly sales reports(週次の営業報告書を作成)
  • 時間:Reduced processing time from three days to one day(処理時間を3日から1日に短縮)
  • 成果:Increased qualified leads by 28%(有望な見込み客を28%増加)

正確な数字は、社内の報告書や営業管理システムなどで確認しましょう。特定できないときは、approximately(約)、more than(〜を超える)などを使います。

ただし、数字を作り上げたり、チームの成果を自分だけの実績として書いたりしてはいけません。

数字で表せない仕事は「対象・工夫・変化」を示す

すべての仕事を数字で表せるわけではありません。数字にしにくい場合は、何を対象に、どのような工夫をし、どう変わったかを書きましょう。

例えば、数字に表しにくい「調整」の仕事について、次の2つの文を比べてみます。

  • 改善前の英文:Supported communication between the Japan and U.S. teams.
  • 改善後の英文:Coordinated bilingual project updates between the Japan headquarters and U.S. operations team, clarifying ownership and next steps for each workstream.

改善前の英文からは、日米のチーム間で調整したことしか分かりません。

改善後の英文では、日本本社と米国チームの進捗共有を日英両言語で担い、各業務の担当者と次の行動を明確にしたことまで伝わります。

このように、数字がなくても業務の範囲と自分の貢献を具体化すれば、単なる補助業務とは異なる価値を伝えられます。

職種別:日本語の職務経歴を英文レジュメに書き換える例

ここからは、日本語の元表現をそのまま英訳した場合と、行動・対象・成果を加えて組み直した場合を比較します。

なお、以下の数字や成果は書き方を示すための例です。そのままコピーせず、ご自身が面接で説明できる事実に置き換えてください。

営業職:「営業を担当」から売上・顧客獲得実績へ

  • 日本語の元表現:法人営業を担当
  • 直訳した英文:Responsible for corporate sales.
  • 改善後の英文:Acquired 12 new corporate clients and increased annual sales by 18% through targeted outreach and product demonstrations.

改善後の英文では、Acquiredで新規開拓したことが明確になり、顧客数と売上増加率で成果も判断できます。

さらに、営業活動と製品デモという方法を示したことで、再現性のある営業力として伝わります。

既存顧客を担当していた場合は、「Maintained client relationships.」で終わらせず、担当社数や契約更新率などの成果を加えましょう。

営業事務・管理職:調整業務の成果を具体的にする

営業事務の経歴は、書類作成や日程調整を「サポート」とだけ書くと、仕事の範囲が伝わりにくくなります。

処理した案件、支援した営業担当者、改善した手順、ミスや所要時間の変化を振り返ってみましょう。

  • 日本語の元表現:受注管理と営業部門のサポートを担当
  • 直訳した英文:Supported the sales department and handled orders.
  • 改善後の英文:Coordinated order processing for 15 sales representatives and standardized approval checklists, reducing order-entry errors by 25%.

改善後の英文では、15人の営業担当者を支援した規模、承認用チェックリストを標準化した行動、入力ミスを25%減らした成果が一文でつながっています。

SupportではなくCoordinatedを使うことで、主体的に業務を進めたことも伝わります。

管理職の場合は、部下の人数に加えて、自分が行ったマネジメントを示しましょう。

例えば「Led an eight-member sales support team and introduced weekly coaching sessions, improving consistency in order handling.」と書けば、数値化しにくい管理業務も具体的に伝わります。

マーケティング職:施策・分析・成果まで伝える

  • 日本語の元表現:SNSマーケティングを担当
  • 直訳した英文:Responsible for social media marketing.
  • 改善後の英文:Planned and executed paid social campaigns, analyzed weekly performance data, and increased qualified leads by 28% while reducing cost per lead by 12%.

改善後の英文では、企画・実行・分析という担当範囲と、見込み客の増加と獲得費用の低下という成果が分かります。

フォロワー数などではなく、応募先が重視する顧客獲得の指標を選んでいる点も重要です。

ただし、広告運用を外部に委託していた場合にExecutedと書くなど、担当範囲を広く見せてはいけません。委託先を管理したなら、Managed agency partnersのように事実に合う動詞を選びましょう。

学生・新卒:アルバイトやプロジェクトを実績として伝える

正社員としての職歴がない学生や新卒でも、アルバイト、インターンシップ、ボランティア、学生団体、授業のプロジェクトを使って能力を示せます。

大切なのは、活動名よりも、自分が担った役割と、応募職種で活かせる行動を具体的に書くことです。

例えば、マーケティング職を希望する学生なら、授業のグループ課題で行った分析も十分な実績になります。

  • 日本語の元表現:マーケティングの授業でグループ課題に参加
  • 直訳した英文:Participated in a marketing project.
  • 改善後の英文:Led a four-member project team, analyzed 350 survey responses, and presented pricing recommendations to a panel of faculty members and local business owners.

直訳した英文のParticipatedでは、本人の役割が分かりません。

改善後の英文からは、チームを率い、350件の回答を分析し、価格提案を発表したことが分かります。リーダーシップ、分析力、プレゼンテーション力を示せる書き方です。

アルバイトも同じです。例えば、カフェで新人教育を担当したなら「Trained three new staff members on order procedures.」のように書けます。

アルバイト先と応募先の業種が違っても、求人票で求められる能力と関係していれば、記載する価値があります。

Professional Summaryにも代表的な実績を入れる

経験年数・専門分野・代表的な成果を2〜3文でまとめる

Professional Summaryは、レジュメの冒頭で自分の強みを伝える2〜3文の要約です。

役職名を並べるのではなく、経験年数、専門分野、応募先に関係するスキル、代表的な成果をまとめます。ここでも具体的な数字を一つ入れると、Work Experienceを読み進めてもらうきっかけになります。

Bilingual sales professional with five years of experience in B2B account management and new business development. Managed more than 30 corporate accounts and increased annual sales by 18% through new client acquisition and cross-functional coordination.

(B2Bの顧客管理と新規事業開拓に5年の経験を持つバイリンガル営業職。30社を超える法人顧客を担当し、新規顧客の獲得と部門横断の調整を通じて年間売上を18%増加させた)

この例では、専門性に加えて、担当顧客数と売上実績を示しています。

数字を詰め込みすぎると読みづらくなるため、応募先に最も関係する実績を1〜2件に絞りましょう。

Work Experienceでは成果の根拠をさらに詳しく書く

Professional Summaryは代表的な実績を短く示す場所、Work Experienceはその根拠を説明する場所です。

前述の見本でも、Summaryの「年間売上18%増加」を、職歴欄の新規開拓や顧客維持の箇条書きで裏付けています。

SummaryとWork Experienceで別々の成果を並べるのではなく、同じ強みを「要約」と「根拠」の関係でつなげましょう。

応募する求人に合わせて掲載する実績を選ぶ

実績を具体的に書いても、応募先が求める経験と関係がなければ評価につながりにくくなります。

応募書類を仕上げる際は、次の4つを意識しましょう。

  • Job Descriptionから求められる経験・スキルを確認する
  • Master Resumeから関連性の高い実績を選ぶ
  • ATSを意識して求人票の言葉を自然に反映する
  • 実績を強調しても、経験を誇張しない

以下で、それぞれ詳しく解説します。

Job Descriptionから求められる経験・スキルを確認する

まずはJob Description(求人票)から、主な担当業務、必須条件、歓迎条件、使用するツール、資格、繰り返し使われている言葉を確認しましょう。

例えば、同じ営業職でも、新規開拓を重視する求人と、既存顧客の維持を重視する求人では、優先して見せる実績が異なります。

前者には新規顧客数や商談化率、後者には担当顧客数や契約更新率のように、求人の役割と直接つながる成果を選びましょう。

Master Resumeから関連性の高い実績を選ぶ

応募のたびに経歴を一から思い出すのは大変です。これまでの職歴、学歴、スキル、資格、実績を幅広く記録したMaster Resumeを用意しておくと効率的です。

Master Resumeは企業へそのまま提出する書類ではないため、ページ数を気にせず、後から使う可能性がある経験も記録しておきます。

提出用のResumeを作るときは、Master Resumeから求人との関連性が高い項目を選び、重要なものを上部へ配置しましょう。関連性が低い古い職歴は短くまとめます。

ATSを意識して求人票の言葉を自然に反映する

企業によっては、応募書類の管理や検索にATS(Applicant Tracking System:応募者追跡システム)を使用しています。

求人票にある職種名、スキル、資格、ソフトウェア名のうち、自分の経験に該当するものは、Resumeでも同じ言葉を自然に使いましょう。

例えば、求人票がcustomer relationship managementとSalesforceの経験を求めているとします。その場合は、Skillsに単語だけを並べるのではなく、Managed customer relationships and maintained account records in Salesforce.のように職歴の中で使います。

略称だけでは伝わりにくい用語は、正式名称と略称を併記する方法もあります。

ATS対策は、キーワードを大量に詰め込むことではありません。人が読んでも自然な文章にし、経験がない内容は加えないようにしましょう。

実績を強調しても、経験を誇張しない

英文レジュメでは、自分の成果を積極的に示すことが大切です。

しかし、チームの成果を自分一人の成果として書く、担当していない業務を加える、正確でない数字を使うといった誇張は避けなければなりません。

共同で達成した成果なら、Collaborated with、Contributed to、Supportedなどを使い、自分が担った範囲を示しましょう。

面接で「あなた自身は何をしましたか」と質問されたときに、具体的な状況、行動、結果を自分の言葉で説明できる内容だけを掲載することが大切です。

英文レジュメを提出する前に確認すること

内容・スペル・文法・表記をチェックする

完成した英文レジュメは、英語の正しさだけでなく、内容の正確さと表記の統一まで確認しましょう。

スペルチェックだけでは、会社名、役職名、数字の誤りや、意味は通るものの不自然な表現までは見つけられません。次の項目を順番に確認します。

  • 氏名、電話番号、メールアドレスに誤りがないか
  • 勤務先、役職、在籍期間、学位、資格名、実績の数字が事実と一致しているか
  • 過去の職歴は過去形、現在の職務は現在形で統一されているか
  • 月・年の日付表記、見出しの大文字表記、箇条書き末尾のピリオドの有無が統一されているか
  • スペル、文法、句読点に誤りがなく、英語を日常的に使う人が読んでも意味が明確か

ファイル形式とファイル名を確認する

ファイル形式は、求人票や応募画面の指定を最優先にします。PDFとWord(.doc/.docx)のどちらが適切かは、応募先のシステムや指示によって異なるため、必ず確認しましょう。

PDFは文字を選択できるテキスト形式で保存し、アップロード後のプレビューで文字化けがないかもチェックします。

ファイル名は、「Taro_Yamada_Resume.pdf」や「Taro_Yamada_Resume.docx」のように、氏名と書類の種類が分かる形にしましょう。

「Resume_final_v3.pdf」のように、採用担当者から見て誰の書類か分からない名前は避けます。

Cover Letterが必要な場合は別に作成する

Cover Letterは、Resumeの内容を繰り返す書類ではありません。応募先への関心、募集職種との適合、自分の経験をどのように活かせるかを文章で説明する書類です。

提出を求められている場合は、Resumeとは別に、応募先に合わせて作成しましょう。

アップロード欄が分かれている場合は、それぞれ指定された場所へ提出します。

アメリカ就職に向けて英文レジュメを仕上げるために

英文レジュメで強みを伝えるには、どの実績を選び、どう英語で表現するかを、応募先ごとに判断する必要があります。

とはいえ、アメリカの採用担当者の視点で自分の経歴を見直し、一人で最適な表現を見つけるのは簡単ではありません。

客観的なアドバイスを受けながら応募書類を仕上げるには、転職エージェントを活用するのも有効です。

Actusは、ニューヨーク本社を中心に、ロサンゼルス、シカゴ、ダラスなどの主要都市から現地就職・転職をサポートしています。

担当のリクルーターが、英文レジュメの個別添削やアドバイスを行い、あなたの転職活動を後押しします。

アメリカでの就職・転職に向けて応募書類を見直したい方は、まずはお気軽に無料登録・ご相談ください。

まとめ

英文レジュメを作るときは、日本語の履歴書や職務経歴書をそのまま英訳するのではなく、応募先で評価される形へ組み直すことが大切です。

Action Verbから書き始め、対象や方法を示し、可能であれば数字を使って成果を具体化しましょう。数字で表せない仕事も、対象・工夫・変化を示せば、自分の貢献を伝えられます。

そのうえで、Job Descriptionから求められる経験を確認し、Master Resumeから関連性の高い実績を選びます。

良い実績を一度書いて終わりにするのではなく、応募先ごとに何を見せるかを変えることが、英文レジュメで自分の強みを伝える基本です。

英語のレジュメに関するよくある質問

Q
英文レジュメは何ページにまとめるべきですか?
A

学生・新卒や職歴が短い人は1ページ、関連する職歴が豊富な人は2ページが目安です。文字を小さくして収めるのではなく、関連性の低い情報を削りましょう。

Q
英文レジュメに写真や生年月日は必要ですか?
A

アメリカ企業へ提出するResumeには、原則として記載しません。Contact Informationには、氏名、電話番号、メールアドレス、居住する都市・州など、連絡に必要な情報だけを載せます。

Q
実績を数字で示せない場合はどうすればよいですか?
A

担当した対象、行った工夫、業務に生じた変化を具体的に書けば、数字がなくても実績は伝わります。数字を作るのではなく、誰に対して何を変えたのかを説明しましょう。

Q
同じResumeを複数の企業に提出してもよいですか?
A

共通の素材としてMaster Resumeを使うのはよいですが、提出用のResumeを同じまま送るのは避けましょう。求人ごとに求めるスキルは異なるため、Professional Summaryや掲載する実績、キーワードを調整します。事実は変えずに、応募先に関係する事実を選び直すことが大切です。

Q
ATS対策では何をすればよいですか?
A

求人票の職種名、スキル、ツール名のうち、自分の経験に該当する言葉を職歴の文章へ自然に反映します。また、一般的な見出しを使い、複数列や画像を避けたシンプルな1列構成にしましょう。


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