○現在のお仕事の内容をお聞かせください。
映像やウェブサイト制作などのクリエイティブな面から、会社のネットワーク管理等のIT面まで幅広く担当させていただいています。また、取材許可のやり取りなどをすることもあり、新しい経験をさせていただいています。
○大学ではどんな勉強をされたのですか
アート学部グラフィックデザイン学科専攻で、ウェブデザイン、環境デザインやパッケージングデザインなどを学びました。デザインと言っても、多くの表現系があるので、基本をしっかり学んでそれをどういう“方法”で“何”を表現するかという、実践力を身につけました。プレゼンテーションが苦手な方でしたが、大学での重なるプレゼンのおかげで、苦手克服に繋がりました。
○就職活動はどのように行われましたか
カリフォルニアの大学に通っていましたが、いつかニューヨークで物創りのお仕事がしたいと長年夢みていたので、卒業と同時に現地に移り住みました。大学時代は作品作りとポートフォリオ作りを同時進行で行っていたので、ほとんど就職活動もできない状況でいました。企業に個人のウェブサイトリンクを送っても、実際に会わないといけないうえ、大陸横断を度々できる状況でもなかったので、現地に移ってから開始するに留まりました。
仕事に就くまでには数ヶ月はかかるだろうと予測していたので、拘束時間の少ないアルバイト、インターンをしながらの就職活動を初めました。いろいろな可能性を求め、個人で直接企業に問い合わせることと、派遣会社に登録してお仕事のお話をいただく方法をとりました。面接の際は自らのポートフォリオと、印象づけのために自作の変わった名刺を持ち込みました。思ったより厳しい現実に焦りを感じ始めていたところ、アクタスさんから現在のお仕事を紹介していただきました。面接前にいただいたアドバイスは大変ありがたく、面接後一週間で内定をいただき、次の週から出社というスピードで就職活動を終了しました。仕事に就いてからも、いろいろと相談ににのっていただいて、本当に心強いです。
○これから就職活動をする人にアドバイスを
うまくいくこと、いかないこと、たくさんあると思います。目標やゴールを掲げているだけに、納得行く結果に終わらないこともあるかもしれません。でも、自分の可能性をリミットすることは、もったいないことだと思います。社会人一年生、これからの基盤を作るという気持ちで、何でも挑戦してみてください。未来予想図を持ってがんばったら、無駄なことって一つもなさそうです。