質問 その1)現在のお仕事内容をお聞かせください。
ラテンアメリカのリサーチャーとして同地域の政治・経済、金融、投資等の情報を日本の本社や関係担当者に配信しています。日本の事業や案件にとって重要な現地報道(スペイン語や英語)を速報で送ったり、専門家やセミナー等から得た情報をレポートに纏めて配信します。スペイン語の語学能力の他にラテンアメリカの政治経済等の幅広い知識が必要とされます。
質問 その2)バックグラウンドを教えていただけますか?
以前は投資銀行の南米拠点でリサーチ・アナリストとして株式ニュースの配信を担当しておりました。米国に来てからは株式・債券市場のリサーチを担当したほか、金融機関でラテンアメリカのビジネス部門も担当したことがあります。
質問 その3)現在の勤務先を選んだ理由は?
南米で就職していた時に学んだスペイン語やリサーチのスキルが生かせるところに惹かれました。将来の成長が期待されているラテンアメリカの専門性を高める意味でも良い機会だと思いました。
質問 その4)就職活動をされている皆さんへのアドバイスは?
自分にしかない能力や長所というものは皆さん持っているはずなので、それを生かせるチャンスがめぐって来たときには自信を持って自分をアピールしていただきたいと思います。
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日本語、英語、スペイン語の三ヶ国語を使いこなすBさん。その長所が生かせるお仕事は、正直数は多くありませんでした。常にアンテナを張っていればそのようなチャンスは巡ってきます。Bさんからのアドバイスにもあるように、そのチャンスがきた時に、どのように自分をアピールできるかがポイントです。最近色々な方々の就職・転職活動のお手伝いをしていて思うことがあります。それは、企業側は、その仕事がやりたい!という熱意を持った人を採用する傾向があるという事です。面接はたった一度しかありません。言葉遣いやビジネスマナー、相手からどう見られているかなどは、もちろん大切ですが、面接での答えが模範解答のようになっていませんか?改めて、志望動機をきちんと考える事、そしてそれを面接の場でアピールする事の大切さを感じています。
担当リクルーター奥村