質問 その1)現在のお仕事内容をお聞かせください。
リサーチャーというポジションで主に米国での経済や金融など日本の本社に情報を送っています。インターネットや新聞、情報が溢れる中、日本の事業にとって役に立つ情報を絞り込み、エコノミストや他社の専門家にお話を聞いたりしながらレポートをまとめていきます。経済や金融のほか、政治やエネルギー事業など幅広い知識が必要となり、勉強の毎日です。
質問 その2)バックグラウンドを教えていただけますか?
元々は中国を専門とし、通信社のシンガポールや北京の支店で金融ニュース編集チームのマネージャーを担当しておりました。コンピューターの資格も持っておりましたので米国に来てからはITのテクニカルサポートのお仕事もやったことがあります。
質問 その3)現在の勤務先を選んだ理由は?
以前の職場でライブニュースの部門を担当したことがあり、情報を正確に迅速に伝える経験が生かせる上、経済など新しい分野を学ぶチャンスがあるというところに惹かれました。また、どれだけの情報を集められるかは自分の力にかかっていると面接の際に説明を受け、自分の力が試せるよい機会だと思いました。
質問 その4)就職活動をされている皆さんへのアドバイスは?
まだまだ雇用市場は回復していない米国での就職は大変だと思いますが、あきらめず自信を持っていってください。自分は一体何がしたいのか迷うことはあると思いますが、どんな仕事でも学ぶことは必ずあるので、将来何かに結びついていくと信じてがんばっていただきたいと思います。
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サトウさんはアメリカではITのテクニカルサポートという、金融やリサーチとは全く違うお仕事をされていました。金融ニュース編集チームのマネージャーというバックグラウンドはあったものの、ブランクがありましたし、実際金融機関でのリサーチャーというポジションは初めてという事もあり、面接時から業界やポジションの研究に励み、面接ではご自身の今後の成長・可能性をアピールされました。今回の採用は、面接中のサトウさんのその頑張りがあったからこそだと思います。採用が決まった後も、勤務開始日までの間少しでも事前に知識を備えておきたいと、先方に勉強用の参考資料をリクエストするなど、その姿勢は素晴らいものでした。就職活動中の皆様も是非参考にして下さいませ!
コンサルタント
奥村真知子