今回メッセージを書いていただきましたのは、日系独立行政法人で正社員リサーチャーとして就職が決まられました。立花央子さんです。
最初に立花さんにコンタクトをさせて頂いたのは09年。その際は残念ながらお役に立てないでおりました。
今回は下記の理由でちょうどアメリカに戻られている際に、私からのお知らせが届いてご連絡を頂き、採用までお手伝いさせて頂くことになりました。
ご縁ってあるものだなぁと改めて思った次第です。
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質問 その1)現在のお仕事内容をお聞かせください。
主にアメリカ国内における環境とエネルギーのリサーチをしています。ほかにも、環境やエネルギーの窓口として、問い合わせやセミナーの対応をしています。
質問 その2)バックグラウンドを教えていただけますか?
日本で大学を卒業後就職して5年間働いたものの、キャリアチェンジのためにアメリカの大学院に留学し、環境に焦点を当てて都市計画を学びました。卒業後、国内全土に渡って都市計画の分野で就職活動をしていましたが、不景気だったこと、外国人をわざわざ雇うような職種ではないこと(高い英語力が必要なため)、ビザのスポンサーが必要だったことから就職できず、日本に一度帰りました。その後、結局結婚のためにニューヨークに戻ってきたので、再び就職活動を始めていた頃にアクタスさんからタイミングよく現在の私の就いているポスト募集のメールをいただき、応募しました。
質問 その3)現在の勤務先を選んだ理由は?
自分の勉強した分野であったこと、知識を活かすことができること、学生時代のすべてのインターン先がアメリカ組織だったので、また日系組織で働いてみたいと思っていたことが理由です。
質問 その4)就職活動をされている皆さんへのアドバイスは?
少し門戸を広げてみることも必要かなと思います。私はずっと「都市計画者」にこだわりすぎていたのですが、特に現在の不況の中ではもう少し門戸を広げ、でも将来は自分のその目標に繋がりそうな仕事に携わり、経験を積むのもよいかなと思います。
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立花さんのように、チャンスが舞い込んできたときの瞬発力と、その瞬間にどれだけ準備ができているかということが、採用へのポイントとなると思います。
もちろん、自分が一番理想とするチャンスというのは、そうゴロゴロ転がっているわけでもありません。日ごろからアンテナを張っておくことはもちろん、関連業界などで経験を積んで「ここぞ!」というときに反応できることが転職の秘訣と言えるかも知れません。
リクルーター 武田