成功者談

日系商社に就職

○現在のお仕事の内容をお聞かせください。

現在担当させてもらっている仕事は一言で言うと在庫の管理です。主に自動車の部品を作るための素材を扱っている会社ですが、商品を日本から仕入れてこちらの顧客に納入するわけですが、注文をしてから出来上がるまでに3ヶ月くらいかかるため、顧客のニーズに対応するには在庫を適度に抱える必要があり、仕入れと納入のバランスをとるのが非常に重要です。

○大学ではどんな勉強をされたのですか？

難民問題や紛争問題に興味があったので、そちらの勉強をするのだったら日本よりアメリカでと思い、高校を卒業してアメリカに来ました。University of Wisconsinに入学後はまずInternational Studiesを専攻で勉強し始めるとその関連でPolitical Scienceも専攻することとなり、その広がりだったことと以前から中国に興味があったことから、East Asian Studies及びChineseとかなり欲張って勉強をしました。あとは課外活動ですが、剣道をやっていました。実は剣道はアメリカに来てから始めたのですが、もともと体育会系でしたので性にあっており、クラブ活動とボランティアで大学の授業で教えたりもして、勉強も生活も非常に心行くまで楽しんだ学生生活でした。

○就職活動はどのように行われましたか？

学生時代は国際機関などで仕事をしてみたいと思い様々なプログラムに参加をしたのですが、現在の国際機関の役割を考えるとあまり魅力が感じられなくなり、せっかくアメリカに来たのだから、ここで仕事はできないかと自分なりにサーチをし、アメリカの企業などをあたってみたもののビザの問題は壁が厚く、その後はやはり日系企業で興味があったロジスティックス関係の会社をシカゴを中心に受けてみました。ですが、どうも自分にぴったりくる感触がつかめる会社にめぐりあえないでいました。人材派遣会社にも5社ほど登録をし、そのうちの一社がアクタスさんだったのですが、丁度業界のこだわりを迷っていた時にアクタスさんの担当コンサルタントから、営業もトライしてみたらどうかと薦められ、紹介された現在勤めている会社へ面接に出かけました。縁だったのかもしれませんが、とにかく、面接をしてくださった社長以下現在の上司にあたる人たちの人柄に深く感銘を受け、初めてどうしてもこの会社で働きたい、という気持ちで面接が終わりました。その気持ちが通じたのか早速その日の夕方には採用の通知が届き、本当に嬉しかったことをよく覚えています。

○今後の目標はありますか？

入社して1月半ですが、やっと仕事にも少し慣れてきて、自分の仕事の感覚がつかめてきたところです。この仕事はもちろん、今後は、上司についてセールスの仕事を勉強するのが楽しみです。頼りになる、と言われる人材になりたいですね。