2021-10-13
先日10月8日(金)に、アメリカ労働省によって先月9月のアメリカ雇用統計が発表されました。
専門家の予想によると、農業分野以外の就業者は50万人ほど増えるのではないかということでしたが、
実際には19万4000人という、予想を大きく下回る結果になりました。
引き続き人手不足が続いている物流、倉庫、レジャー、接客などでは就業者が増加の傾向にあるようですが、
自動車や政府関係の就業者は減少しているようです。
また教育関係の就業者も7、8月と比較し減少したようですが、こちらは9月に学校が再開するのを見越して、
学校側が教育者の採用を事前に済ませておいた可能性が示唆されます。
失業率は前月8月と比較して0.4%減少し、4.8%という数値に落ち着きました。
新型コロナウイルスの変異体であるデルタ株の感染拡大による、
雇用への影響は引き続き要注意、といったところでしょうか。
出展:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211008/k10013299401000.html