2010-06-03
・日時:2010年7月16日(金)午前9時~午後12時
・会場:日本クラブ サクラルーム 145 W.57th Street NY NY 10019
・参加費:無料
・定員:40名(定員になり次第しめきらせていただきます。)
・申し込み方法:担当 松浦恵子まで(kmatsuura@actus-usa.com )
<セミナー概要>
1.移民法におけるアメリカ政府の監査の動向とその対策
近年アメリカでは外国人に対するビザの発給審査や移民法上の取締りが年々厳しくなっています。経済不況による失業率の上昇からか外国人を雇用している企業への移民法に関わる監査調査が頻繁に行われており、違反が発覚すれば罰金刑、刑事罰など雇用主や担当責任者にまでその責任が及びます。今回は米国移民法に関わる雇用側の義務、負担及びコンプライアンスについて、アメリカ政府の現状等を取り入れながら解説します。
2.税制について
オバマ大統領の医療保険改革を遂行するためには多額の財源を必要とするため、所得税や社会保障税の増額によって財入を確保しています。増税が個人と法人にどのような影響を及ぼすか検討します。
また、日米社会保障協定の適応期間の延長について研究発表を行います。
<講師プロフィール>
岡部和裕 Kazuhiro Okabe
アメリカンビジネスクリエーション社マネージャー
1997年の設立以来、移民法に従事。各種就労ビザ、永住権をはじめ、労働局や移民局による立ち入り検査等の対応やコンプライアンス、コンサルティングを手がける。数多くの移民法セミナー講演も行なっている。
大島襄 Joe Oshima
米国公認会計士 大島齊藤事務所 税務担当パートナー
米国公認会計士( CPA )。青山学院大学卒。米国New York University 大学院を卒業 ( MBA )。KPMGニューヨーク事務所の税務部門パートナーを25年歴任。その後大島齊藤事務所設立。銀行、商社、メーカーなど多くの大手日本企業のアメリカ支店、現地法人会社の顧問会計士を長く勤めた。日本人のアメリカ国際税務専門家の草分け的存在。「日本人・日本企業のためのアメリカ税金ハンドブック」( TKC出版 )など著書多数。