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もしあなたがグループの「パフォーマンス（結果）」に責任ある立場なら、上の三つ全てを兼ね備えていなければならない。これらは異なる要素だが相互に関係しており、各々はあなたに特定の行動を要求している。グループの「パフォーマンス」に対して責任を負い始めた時あなたの行動は変化する。あなたが単にグループに貢献することのみを求められる一個人であった時は、より良い結果を出すために何をするべきかをほぼ全面的にコントロールできた。しかし一旦グループ内の者達や彼らの行動に責任を負うようになるとかつて存在したコントロールは「影響」に取って代わる。そして組織のトップに近づくにつれ、リーダーシップのために費やす時間が多くなり、スーパーバイザーやマネジメントの役割は減少する。

実際、高い地位になればなるほど結果を生み出す直接的な力は消失し、影響力の方が大きくなる。即ち、人々がよりあなたに注目するようになる為、あなたの言動がより部下に影響を与えるようになるのだ。あなたはまたリーダーシップ・マネジメント・そしてスーパーバイザーという3つの各々の役割の中で他の人の行動に対して異なる責任を求められることになる。ではこれらの役割を詳しく見てみよう。

Supervisionはこの中では最も理解が容易であろう。この役割でのあなたは個人及び仕事と係わりを持つ。あなたが組織のどのレベルにいるかに関係なくあなたはSupervisionの役割を持つ仕事を抱えており、何をどのように行うかを直接本人と話すことができる。それがSupervisionである。

あなたのmanagementとしての役割はグループと優先順位の采配を扱うことである。あなたは問題解決のスケジュール調整から限られた資産のプロジェクトへの割り当てまで全てを管理し、且つあなたの計画は組織全体のゴールを追及し且つ達成するものでなければならない。

最後のleadershipの中であなたに求められている役割は目的と方向性の決定である。つまり決定に責任を負い、難しい選択をし、成熟性や忍耐、尊敬及び技術的な知識を示しながらグループを引っ張っていくことである。
現在あなたがsupervisorならば自分がLeaderかどうかを決定するのは自身ではない。自分の下で働いている者達に自分がリーダーであることを期待されて始めてリーダーと成り得るのだ。そうなって始めて彼らはあなたが仕事の目的を説明し、指示を与える存在であると認める。そして更にあなたが膨大な仕事量の優先順位を決め、振り分け、更に自分たちがどのように仕事をすればよいか指示を出してくれることまで期待している。

リーダー、マネジメント及びスーパーバイザーはあなたがグループの責任を任されてすぐ必要となる重要な役割であるが、非常に困難な点はどこでどの役割が求められるのかを判断する事と、これらの役割を効果的に使いこなすために必要な技術と知識を得ることである。