先日、日本の提携先であるキャプラン社と一緒に東海岸の大学をいくつか訪問させて頂きました。
目的は、各大学の学生会とのセミナーや卒業間近の方々との個人面談です。
まずは、飛行機でJFK空港からRochesterへ。出発前に30人乗りの小さな飛行機という事を聞いていたので、少々心配をしておりましたが、搭乗時から想定外の事が.......。
出発ゲートで搭乗券を見せ、飛行機に向かったのですが、なかなか飛行機までたどり着かず、何か変だなと思っていると、いつの間にか“外”に出てしまいました。なんと“外“からタラップを上るというパターンでした。以前、プエルトリコからカリブの小さな島に行くときに体験したことはあったのですが、まさかニューヨークのJFK空港でこれを経験するとは思いませんでした。その後、1時間ちょっとのフライトでしたが、その日は強風という事もあり、生きた心地がしなかったのは、言うまでもありません。
到着後、すぐに大学のキャンパスで個人面談。その後すぐに車で3時間かけてIthacaという街に移動。翌日は終日個人面談。終了後、今度はフィラデルフィアまで4時間のドライブ。フィラデルフィアでは、セミナーや個人面談を多数こなして、翌朝には飛行機で次の訪問地ピッツバーグへ。8名ほどの方と面談をさせていただき、終わったのが18:00頃。ニューヨーク行きの飛行機が20:00発だったので、急いで空港へ。幸いにも空港が空いていたので余裕を持ってゲートに到着。少し時間があったので、キャプラン社の方と二人でビールを飲みながらこの4日間の反省会とささやかながらのお疲れ様会。二人でほろ酔い気分になりながら、ニューヨークに帰って来ました。
かなりの駆け足でしたが、有意義な4日間でした。若かりし頃にみた夢が少しだけ実現した4日間でした。日本での学生時代、とにかくアメリカに留学したかったのですが、色々な事情があり留学する事が出来ませんでした。「アメリカの大学のキャンパス」というのは、私にとってはある意味特別なもので、今だに「映画のワンシーン」なのです。「セント・エルモスファイアー」なのです。(かなり古い映画ですみません。何回見たか覚えていません。)
青々とした芝生にレンガ造りの校舎。学生達は皆、バックパックにアメカジ。(今どきこんな言い方しませんよね。)自転車を飛ばして授業に向かう学生の姿。うーん感動です。
夢を見ていた頃から20年近くが経ち、今回リクルーターとして、アメリカの大学をたくさん訪問できた事は、大げさかもしれませんが、自分にとっては一つの区切りが出来ました。「決して何かを勉強したくて留学したかったのではないのだから、こうしてたくさんの大学のキャンパスに来れた事に感謝しよう。」と。小さな夢が少しだけ実現した4日間でした。
追伸:両親にもこの4日間の事報告しないと。
鈴木