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2006-11-27
After Thanksgiving Sale
サンクスギビングも終わって、これからクリスマスを過ぎて新年までしばらく慌しい(楽しい?)日々が続きますね。毎年この時期のアメリカは、年に1度の消費拡大月間なわけですが、「Shop 'til you drop」の言葉どおり、After Thankgiving Sale では皆さんもたくさん買い物されましたか?
NYに住んでいた頃はあまり気づかなかったのですが、Cincinnatiは他に楽しみも少ないせいか、ものすごい勢いで買い物する人達を良く見かけます。ローカルニュースでもやっていましたが、今年は電気製品の量販店Best BuyのBlack Friday Sale(早朝に開店するセール)には、何と前日の夕方(つまり12時間以上前)から行列ができていたとか。弊社のオフィス周辺はショッピングモールを含む商業地帯なので、金曜日も周辺道路は一日中買い物客の車で渋滞していました。
そんなわけで、楽しみの少ないCincinnati市民の一人である私も、この数日で色々と買い物をしたわけですが、ここでふと思いついた疑問をひとつ。コンピュータのパーツやら、ゲームソフトなど比較的小さな物を買うと、必ずと言っていいほど商品より数倍大きい頑丈な透明プラスティックケースに入ってきますが、あれはどうやって開封するものなのでしょうか?
今回も同じようなパッケージに入った商品がいくつもあって、私はその度にハサミで端を切って、思い切り左右に引っ張るという作業を繰り返していたのですが、プラスチックの端で手は切れる、引っかかってお気に入りのセーターが台無しになる、その上最後は勢い余って中身が飛び出すと、散々な目にあいました。何となくこんな風にパッケージと格闘しているうちに、だんだんテンション下がってきますね、「開封したらただのかさばるゴミなのに」と。。。
ということで、安全で優しいパッケージの開封方法をご存知の方は、今すぐActusConsulting Groupへご一報下さい。

ナガタク@Cincinnati
2006-11-18
働く女性についての未来予測?
とある留学時代の友人、みさこさんから「2007年の働く女性についての未来予測」について書かなければならないので、アンケートをお願い!とEメールが届きました。彼女は現在、日本にある経済研究所にて勤務をしている人物です。フムフムと思い、早速アンケートに回答し返信したところ、今回のアンケートの趣旨は“女性の留学が、キャリアアップにつながったかどうかを知りたかった”からと返信が来ました。今回は日本で職務経験がある留学経験者を対象としているようです。みさこさん自身、日本では金融業界での経験が長く、夫婦そろってマスター/ドクター留学を私費でしており、2年ほど前に日本に帰国したのです。

こういうみさこさんの経歴を描くと、日本帰国後はさぞや華々しいキャリアが待っていたのだろうと思われるのですが、実際は想像以上に就職活動が大変で、自費留学だったために、かなりの経済負担があったよう。彼女曰く“同世代(今やもっと若い)の人たちが、コンドなどを買っているのを見ると別世界の話のように思われます”との事。

日本ではまだまだ年齢制限があり、留学期間が単純にキャリアのブランクと取られてしまう中で、いかに早く卒業し社会に復帰するかが問われて来るようです。みさこさんも言っている通り、損得勘定だけならば、そして卒業後は日本で就職したいならば、会社に勤めながら、夜間に日本の大学や大学院に通うのも、ひとつの手なのでしょうね。

実際みさこさんの女友達の中にはカナダの大学院を卒業し、某有名大学の留学生センターに就職した方がいるようです。ところが数年後に教務課にまわされ、今は成績証明書の発行のみをしているそうな。日本の組織は、generalist志向がまだまだ強いので、彼女の能力と経験に応じた職を与えることに関心がないように思われる、と。みさこさんは今回のアンケートでは、実はかなりのネガティブな回答を予想しており、結局はアイヴィー・リーグでMBAを取った人物が外資系銀行・証券会社でディーラーになるくらいしか、留学を評価されていないような気がしていると言われています。

とはいえ、華々しく活躍している人物がいるのも事実。私の先輩の中にも、大手公認会計事務所にてばりばりと税務の仕事に取り組んでいたり、友人はファッションデザイナーとして自分の会社を立ち上げ、生き生きと意欲的に仕事をしています。

では私にとっての留学は?と考えてみたところ、正直なところ、勉強したビジネスやマーケティングの“知識”はあまり役に立っていないように思います。ビジネスは結局のところ、知識ではなく実践することで学んでいくものだと実感し、今仕事をしながら学ぶことの方が多々あります。とはいえ、留学時に身に着けた語学力、コミュニケーション能力、そしてネットワークは今でも非常に大切なものです。何よりも自分自身、未知の事に挑戦することで、かなり成長できたのではないかと思っています。

日本ではまだまだ女性の社会進出については難しいところはあるものの、主婦の力をプロディースする株式会社 ハー・ストーリー(代表 日野佳恵子氏)のように、ここ最近口コミで広がった女性だけで構成されている会社もあります。“働く女性の未来予測”が明るくなれば、そして日本が優秀な女性の活躍できる社会になっていってくれればなと強く願っている次第です。

参照:
株式会社ハー・ストーリー 
http://www.herstory.co.jp

キャリアコンサルタント 松浦
2006-11-13
大学訪問
先日、日本の提携先であるキャプラン社と一緒に東海岸の大学をいくつか訪問させて頂きました。
目的は、各大学の学生会とのセミナーや卒業間近の方々との個人面談です。

まずは、飛行機でJFK空港からRochesterへ。出発前に30人乗りの小さな飛行機という事を聞いていたので、少々心配をしておりましたが、搭乗時から想定外の事が.......。
出発ゲートで搭乗券を見せ、飛行機に向かったのですが、なかなか飛行機までたどり着かず、何か変だなと思っていると、いつの間にか“外”に出てしまいました。なんと“外“からタラップを上るというパターンでした。以前、プエルトリコからカリブの小さな島に行くときに体験したことはあったのですが、まさかニューヨークのJFK空港でこれを経験するとは思いませんでした。その後、1時間ちょっとのフライトでしたが、その日は強風という事もあり、生きた心地がしなかったのは、言うまでもありません。

到着後、すぐに大学のキャンパスで個人面談。その後すぐに車で3時間かけてIthacaという街に移動。翌日は終日個人面談。終了後、今度はフィラデルフィアまで4時間のドライブ。フィラデルフィアでは、セミナーや個人面談を多数こなして、翌朝には飛行機で次の訪問地ピッツバーグへ。8名ほどの方と面談をさせていただき、終わったのが18:00頃。ニューヨーク行きの飛行機が20:00発だったので、急いで空港へ。幸いにも空港が空いていたので余裕を持ってゲートに到着。少し時間があったので、キャプラン社の方と二人でビールを飲みながらこの4日間の反省会とささやかながらのお疲れ様会。二人でほろ酔い気分になりながら、ニューヨークに帰って来ました。

かなりの駆け足でしたが、有意義な4日間でした。若かりし頃にみた夢が少しだけ実現した4日間でした。日本での学生時代、とにかくアメリカに留学したかったのですが、色々な事情があり留学する事が出来ませんでした。「アメリカの大学のキャンパス」というのは、私にとってはある意味特別なもので、今だに「映画のワンシーン」なのです。「セント・エルモスファイアー」なのです。(かなり古い映画ですみません。何回見たか覚えていません。)
青々とした芝生にレンガ造りの校舎。学生達は皆、バックパックにアメカジ。(今どきこんな言い方しませんよね。)自転車を飛ばして授業に向かう学生の姿。うーん感動です。

夢を見ていた頃から20年近くが経ち、今回リクルーターとして、アメリカの大学をたくさん訪問できた事は、大げさかもしれませんが、自分にとっては一つの区切りが出来ました。「決して何かを勉強したくて留学したかったのではないのだから、こうしてたくさんの大学のキャンパスに来れた事に感謝しよう。」と。小さな夢が少しだけ実現した4日間でした。

追伸:両親にもこの4日間の事報告しないと。

鈴木
2006-11-07
アイダホ州
はじめまして、経理担当の井上です。

私は最近ニューヨークに引っ越してきました。今日は私が3ヶ月前まで住んでいたアイダホ州を紹介したいと思います。もしかしたらアイダホ州を知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、アイダホ州はアメリカの北西に位置するポテトが有名な州です。ニューヨークとアイダホでは正反対と言って良いほど、人、環境、全てが違います。

アイダホ州といったらポテトとイメージされる方も多いと思いますが、確かにアイダホ州のポテトはおいしく、とても安いです。自然が豊富でアウトドアがとても盛んな州です。夏は川下り、冬はスキー、スノーボードと色々楽しめます。アイダホ州の人々はとてお温厚でのんびりした雰囲気です。しかし、意外にもアイダホにはマイクロンとHPといった有名なコンピュータの会社があるので、テクノロジーは進んでいます。


ニューヨークで暮らし初めて早3ヶ月が経ちましたが、アイダホから来た私には初めニューヨークの生活に慣れるのが大変でした。州によって色々異なる点がありますが、ニューヨークに引っ越してきて驚いたことがありました。ニューヨークではスターバックスでインターネットを使うとチャージされることにビックリしました。私がまだアイダホ州で学生だった時、自分のパソコンを持っていき長い時間スターバックスで勉強していました。こう思うとお金のない学生にとってはアイダホ州は良いのかもしれません。

まだまだ、ニューヨークに不慣れな私はこれから色々ニューヨークを探索していこうと思っています。みなさんももし機会があったらアイダホ州にいってみて下さい。