NY支店にてリクルーターを務めておりました黒川です。
この度、2月12日を持ってアクタスを退職し、日本に帰国することとなりましたので、この場を借りてご挨拶させて頂きます!NYにある日系企業様、また意欲ある求職者の皆様方と日々接する中で、非常に貴重な経験をさせて頂いたと思っております。皆様、大変お世話になりました。
日本では、これまでリクルーティング業務の現場でもおおいに実践してきました、ポジティブ心理学分野でのお仕事に従事していきます。
で、ポジティブ心理学て何?という方がたくさんおられましたので、少しだけ紹介しておきます。
ポジティブ心理学とは、1998年当時、米国心理学会会長であったペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・E・P・セリグマン博士によって発議、創設されました。その後、セリグマン博士と共に発起人として関わった、米国を中心とする第一線の心理学者たちによって分野の方向性が形成され、研究が推進されてきたもので、設立からまだ15年ほどの新しい分野です。
私たち一人ひとりの人生や、私たちの属する組織や社会のあり方が、本来あるべき正しい方向に向かう状態に注目し、そのような状態を構成する諸要素について科学的に検証・実証を試みる心理学の一領域である、と定義されています。
ということで、心理学とはいえ、非常に科学的なアプローチ法ではありますが、これまでおつきあいさせて頂いた企業の人事担当者の方々や、求職者の皆様にも必ずや役立つ実践ツールや考え方が豊富なんです。
まさに、企業を構成している最終単位は「人」。その人材をどう活かすか、適材適所な配置で、「個」が持つ強みをいかに最大化していくか?が有機的な組織を作り上げるキーだと思いますし、求職者の皆様にとっても、人生に意味を見出し強みを活かしたお仕事に就くこと、また組織や人間関係だけでなく、自分自身のセルフコントロールも含まれますのでメンタルヘルスの向上にも役立てることができます。
子どもの自己肯定感や我慢強さをを高める子育てテクニックとしてもおおいに活用でき、日本ではマザーズ・コーチさんがポジティブ心理学とコラボされているようです。
詳しくはこちら
http://www.jppanetwork.org/positivepsychology/aboutpp1.html
ということで、私は、物ゴコロついた時から不思議と自分の中にあった【人の「心」に沿うことをベースに、ひとりでも多くの人が自分に自信を持ち、価値を感じ、強みを社会に貢献していく、そんなより強い「個」を作り上げるプロになる】ことをビジョンとして持ち、リクルーティングのお仕事にも日々活かしてきたと思っています。
これまで出会った人のご縁や素晴らしい環境に感謝するとともに、過去約10年間の経験を120%活かした人生の次なるステップ、ワクワクした気持ちでいっぱいです。
今後とも、Linked inなどでお付き合いできたらと思っていますので、いつでもご連絡お待ちしております。それでは、皆様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
本当に、ありがとうございました!
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https://www.linkedin.com/in/chiakikurokawa
黒川 ちあき