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2019-10-30
Halloween Candy
Trick or Treat!

明日10/31はハロウィン。

皆さんは毎年ハロウィンをどのように過ごしてますか?

カボチャもオバケも嫌いな私のハロウィンの楽しみはというと

有名司会者Jimmy Kimmelのトーク番組「Jimmy Kimmel Live!」の、
とあるコーナーを観ることです。

ご存知の方も多いと思いますが、
そのコーナーというのは
I Told My Kids I Ate All Their Halloween Candy
というもの。

どういうものかというと

子供が一生懸命キャンディを集めたハロウィンの翌日に、
親が子供にハロウィンのキャンディをすべて食べたと嘘をつき
子供のリアクションを撮影したものを集めたコーナー。
2011年に始まり、毎年ハロウィンが終わった後に放送されます。


信用してキャンディを預けていたママとパパから受ける信じ難き裏切り行為。


キャンディを食べたと告げられた子供たちの反応は…


号泣

憤慨

絶望

絶叫

暴言

暴力

家出

気絶

などなど、実に多種多様。

中には

涙目で"大丈夫だよ"と答えたり、

過呼吸になりながら"怒ってないよ"と親を許してあげたり、

大人な対応を見せる子供もいたりします。


子供たちにとってハロウィンがどれだけ重要なイベントか伝わるとともに、大人にはない、子供達が素直に感情を表現する所、またその表現方法が多様で子供の個性を表しているのが非常に可愛らしく面白いコーナーです。


日本ではハロウィンの時、キャンディ集めはしないですが
(今の子供たちはしているのか。。。?)

このいたずらに似た様な(?)

楽しみに取っておいた冷蔵庫のプリンが行方不明に。。。

みたいな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。


皆さんはそんな時、どんな反応をする子供でしたか?


私はプリンに名前を書き

さらに

『このプリンを食べたら罰金¥1000000000!!』

という法外な罰金制度を書いたメモを貼り、
無意味な対策を講じていた子供でした。


そんな事を思い出しながら…
今年の動画も楽しみにしています。


ハッピーハロウィーン!
2019-10-22
秋を探して(?)
秋を探しに週末にユニオンスクエアのマーケットに出かけました。
大小様々なオレンジ色のパンプキンや、様々な色や形のパンプキン、ビーズのような粒の美しいトウモロコシなどが、あちらこちらのベンダーで売られています。
一抱えもある特大パンプキンはなんと$75.00。どうやって持って帰るのだろう、などと考えながら、各ベンダーをみて歩きました。
ほぼ一年中売られていますが、今の時期のリンゴはとりわけフレッシュで美味しそう。
そういえば、知り合いもニューヨークのアップステートで紅葉と、リンゴ狩りを楽しんだと話していました。
一方レタスなどの葉物類は夏場と比べて小さくなり、これも季節の移り変わりを感じるところ。
しかしお昼を過ぎたあたりの時間、とにかく人が多い。
観光客ももちろん多いけれど、「Excuse Me!!」が「邪魔だ、どけ!!」にしか聞こえないニューヨーカーに辟易して、秋堪能も早々にユニオンスクエアを後にしました。

せっかく外出したからと、近くのBurlingtonを覗いてみることに。
するとそこは既にクリスマス。
Lineでつながった日本にいる友人に、先ほどユニオンスクエアで撮ったパンプキンの写真と、売り場のクリスマスの写真を送ると、“本場アメリカ”、“本場楽しそう”の返事が返ってきました。
いえいえクリスマスはいろいろ大変なんですよ。

売り場を見回すと、衣類やおもちゃなどでカートを一杯にしている人たちがそこかしこにいます。すでにクリスマスに向け、クリスマスショッピングが始まっています。
ご存知のようにクリスマスはアメリカに住む人たちにとって、一年の中で大きな行事です。(もちろん、すべての人たちではありませんが。)その一大行事に向け、ショッピングも含まれていることに違いありません。
これからハロウィーンだというのに、ハロウィーン関連のスペースはとても小さく、すでにクリスマス一色といってもいいくらいです。
品出しを待つシェルフ近くに置いてある段ボールも、クリスマス関連の商品でいっぱい。
確かにハロウィーンが終わるとすぐにサンクスギビング、そしてBlack Fridayがきて、
すぐにクリスマス。そしてタイムズスクエアのボールが落ちる、と時間は矢のように過ぎる、と感じるのは毎年のこと。
それにしても、前倒しが早すぎないか、と思いながらも、何か良いものがあれば、と売り場を一回りするけれど、何を見てもピンときません。

確かに、カワイイ、きれい、便利そう。
でもプレゼントを選ぶ、というより、買うことが目的になってしまっていると感じるからかもしれません。日本に比べると、アメリカは安易に返品をする/出来る、ということはあるけれど、クリスマス後の返品の多さはその表れといえるのではないでしょうか。
それでもやはり、大なり小なりクリスマスにはプレゼントは欠かせないようにおもいます。

本場アメリカのクリスマス事情はいろいろあるけれど、“シークレットサンタ”なるものを知ったときは、なんて面白く、楽しいシステムだろう、と思ったものでした。
3人以上のグループが必要だけれど、友人や職場などでは、ちょっと盛り上がりますね。
今時のシークレットサンタは、オンラインで登録しあい、プレゼントを渡す人のくじ引き、
受け取る人が希望の品物、もしくはどんなものに興味があるかなども事前に分かり、
予算に応じて、具体的な品物の例も提示してくれて、とても便利です。

秋探しから一気にクリスマスまで駆け抜けてしまいましたが、本当は紅葉狩りをしながら、美味しいものを食べて、秋を満喫したいところ。
せめて週末にセントラルパークに出かけて色づく葉っぱと、メトロポリタン美術館へ行って、芸術の秋を楽しみたいと思います。
2019-10-16
因果関係の難しさ
今、「因果関係」について心理学の観点から読み解くという本を読んでいます。
大変興味深い内容なのですが、随分昔にここのブログで以下のような事を書いたのを発見。。。(2012年2月投稿分)
う~ん、7年経っても良いのか悪いのか、考えている事はあまり変わっていないなあ~と実感したので、再投稿します。(苦笑)

昨年4月に国公立大、私立大計48校の入学したばかりの学生を対象に、
日本数学会という団体が数学基礎学力調査なるものを行ったそうです。

調査では、小中学校で学ぶ内容を中心に論理的な文章の読解や記述力、
基本的な作図力を問う5問が出題され、その結果全問正答した学生は
わずかに1.2%だったそうです。


出題された問題のうちの一つがこれ。

「偶数と奇数を足すとなぜ奇数になるか、を論理的に説明せよ。」

さて、皆さんこれ出来ますか?
出来そうで出来ない、出来なさそうで出来そうですよね。理屈はわかっているが、
これを論理的に説明せよというところがミソではないでしょうか。


ちなみにこの問題の正答率は、19%だったそうです。


これをわずか19%と感じるか、19%もと感じるかは人それぞれだと思います。
要するに、調査を行った日本数学会は、さんさんたる結果の原因は、
ゆとり教育と少子化による大学全入時代の到来で入試の難易度が下がったことが主な原因であると言っています。


果たして本当にそうなのでしょうか?
受験戦争のど真ん中にいた私達の時代に、同じ問題を出されて19%以上の
正答率があったか正直なところ疑問です。


最近何かにつけて、「ゆとり教育の弊害」を口にする人がいますが、
それは本当に危険だなあ~と思う事が多々あります。
今回のケースも、もしかしたら原因は“ゆとり”ではなく、算数の通信簿が1の子どもと5の子どもを同じ教室で同じ授業を行うところに問題がある可能性だってあるわけです。


すべての事柄で原因と結果を結びつけるのは本当に難しいことです。
例えばゴルフでミスショットをすれば、その原因は、身体が開いていたから?、
ただ単にボールを見ていなかっただけ?
難しいですよね。
特に“教育”という長いスパンの事業では尚更です。

インターネットの発達によりたくさんのニュースや情報が入ってくるようになりましたが、それとともに、たくさんの意見や論評も目にするようになりました。

自分をしっかり持って、常に冷静な判断をしていく事は、これからの時代を生きて行く上で大切な事かもしれませんね。

鈴木
2019-10-09
ハイク
先日、運転中に聴いていたラジオで「ハイク」という言葉が連呼されていました。最初はHikeのことかと思っていたのですが、そうすると文脈がおかしいのです。何度もハイクと言うので更に耳を傾けてみると、どうやらHaiku =「俳句」のことを話している様子。興味が湧いたので続けて聴いていると、Kigo=「季語」という言葉も出てきて、かなり深い内容まで話していました。リスナーからもたくさんのHaikuが届いていて、続々と発表されていきましたが、何だか違和感が。。。そして、全て字余りに聞こえる。。

その違和感の正体は後で調べてみてわかりましたが、音節の違いによるものでした。

日本の俳句は皆さんご存知の通りで、五七五で構成されます。
(五)古池や 
(七)かわず飛び込む 
(五)水の音
有名な俳句ですね。

英語のHaikuも同じく五七五。但し、音節が日本語と異なる為、

(五)The Sky is so blue.
(七)The sun is so warm up high.
(五)I love the summer

これも五七五とみなされます。
(こちらを参考にさせて頂きました。https://www.youngwriters.co.uk/types-haiku-poem)

皆さんはどうお感じになりますか?上のHaikuは例ですが、私は読み手が短い言葉で風景を想像できる日本の俳句の良さが失われてしまっているような気がします。1音節で、文字数の多い単語もありますので、これを組み合わせていくと短歌以上に長い俳句も出来上がる可能性がありますね。Haiku Generatorなる単語を入れていくと自動的にHaikuが出来上がるサイトもあり、アメリカのHaiku文化、恐るべし!です。Haikuと俳句は別物ですが、Haikuを通して俳句への理解が深まることになれば良いと思います!

テキサス支店 山田
2019-10-02
ラグビーワールドカップに見るダイバーシティの重要性
連日、日本から“熱い”ニュースが飛び込んできているので、在米の皆様におかれましても、ラグビー日本代表の活躍に驚かれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?現在、日本でラグビーのワールドカップが開催されており、日本は初戦のロシア戦に勝利し、続く2戦目には世界ランク2位のアイルランドを相手に金星をあげたのですから。これを書くと世代がバレてしまうのですが、スクールウォーズ世代(人事的?にはジェネレーションX)には衝撃的な出来事と言っても過言では無いと思います。

そんな大活躍の日本代表チームの顔ぶれを見ると、実に多様な選手を見ることが出来ます。これは、他のスポーツの代表と比べても、一目でわかる程だと思います。それぞれのスポーツで、国の代表選手になる規定が異なるので、一概には比べることはできないのですが、ラグビーに於いては柔軟性を感じます。その象徴が、現日本代表チームのキャプテン、リーチマイケル選手ではないでしょうか。(ニュージーランドから高校留学で日本へ。以降、日本でプレーを続け、大学時代にU20の日本代表キャプテンに指名されたことをきっかけにニュージーランドとフィジーからも代表選出されていたが、日本代表になることを決意。)彼を筆頭に代表の約半数が日本以外の出身者となっています。

フィジカル面で圧倒的に劣っていた日本ですが、多様性を受け入れることによって、戦い方も以前に増して選択肢が増え、世界の強豪と肩を並べるまでに成長を遂げることが出来た事実は、日本にとって非常に大切なことを教えてくれたのではないでしょうか?変化に対応し、受け入れることによってもたらされた成長と言っていいのではないでしょうか。と此処まで書いて申し上げるのも何なんですが、筆者はラグビー未経験者です。経験者の読者の方、素人の戯言と聞き流して頂ければ幸いです。

P.S. 俄かファンこそスポーツ発展の鍵、本格的なファンの方も俄かファンに優しく、また、俄かファンの方も本格的なファンの方をリスペクトしつつ楽しんでくださいね!がんばれ日本代表!One for all, all for one!

俄かラガーマン