2010-06-21
先週末は友人のグラジュエーション・パーティー参加の為、
久しぶりにメリーランド州に里帰りをしましたが、
そこでもアメリカ人の友人達は熱くワールド・カップについて語っており、
アメリカでは過去に無い程ワールド・カップ観戦が盛り上がっています。
そしてUS Openはすっかり影が薄く、タイガー・ウッズの猛烈な追い上げは、
ひっそりと報道されていた印象です。
そんな中、先週不動産エージェントによるセミナーに
張り切って行ってきましたが、実は際立って目立った新しいことは無く、
マンハッタンならではのコープ、コンド、コンドップの違いや、
物件探しのコツなどが話されていました。
その中でもなるほどと思ったのは、投資目的で購入の場合、
住宅はリクイディティーが低いのですぐにキャッシュ化出来る訳ではないので、
最低でも5年は所有する覚悟が無いと、結局損をしてしまう可能性が
あるという事でした。
それにしても、現在の金利は4.875%で、キャッシュで購入する以外は、
まだまだお得感があるようです。
ただ、実際の物件を見てみると、1ベッドルーム以上で、
ある程度の広さを希望すると、おっ!と思う物件は
やはりHalf millionつまり$500,000以上のものばかりで、
マンハッタンの物件の高さを、改めて思い知ったのでした。
というのも、今月のフォーチュン誌に
“5 great places to retire”という記事が掲載されていましたが、
Half millionの物件であれば、3ベッドルーム以上の1件屋が当たり前。
かなりの豪邸が購入できてしまうからです。
記事によると、ある50代前半のカップルが、リタイアメントの為に
物件探しをしたところ、フロリダの3ベッドルーム、21/2バスルームで
ハーフエーカーの家が$225,000が見つかり、
早々に購入する事に決めた例が出ていました。
なんと以前の持ち主は、およそ$500,000で購入したそうです。
つまりは、以前は手が出なかった物件でも50%ダウンしており、
お買い得との事です。
フォーチュン誌はムーディーズの分析を元に、
リアルエステーのお買い得度、町の便利さや病院の質なども含め、
ベスト5の都市を上げていました。以下、ご参考までにそのランキング。
1. Napa, California
2. Ann Arbor, Michigan
3. San Antonio, Texas
4. Greenville, South Carolina
5. Palm Coast, Florida
$500,000で3ベッドルーム以上の1件屋が購入できる事を考えると、
マンハッタン近郊で何とか1ベッドルームの物件を購入するよりは、
ずっとお得なように思えるのでした。
ただし、そこに仕事があるかどうかは別ですが。。。
松浦