ステイホームが続く中、映画好きな私は片っ端から映画を見ています。
その中で最近見たのは、ミュージカルのHamilton。
イギリスの植民地だったアメリカンがジョージワシントンを筆頭に独立するために力を尽くす、Alexander Hamiltonの物語り。
2015年にOff Broadway、Broadwayで始まり大ヒットしたミュージカルで、
2021年に映画版が公開される予定でしたが、
コロナの影響で急遽 Disney Plusで7月3日、独立記念日の前日に世界配信されました。
3日に配信された週末は、全米でDisney Plusのダウンロード数が平均より74%多かったそうです。
我が家もその内の一人です(笑)
このミュージカルの特徴はセリフが全くないこと、
曲はラップミュージック。
私はラップに興味がなかったのですが、、結構ハマってしまいました。
30年以上の歴史のストーリーを2時間40分でまとめるのには、
早い言葉数で沢山のセリフを歌で表現できるラップが最適だったようです。
Satisfiedの歌の中ではアンジェリカ役が 5 words per second、
Guns and Ships の歌の中でラファイェット役は 6 words per second、
だそうです!(舌を噛んでしまいそう、、)
若者にも受け入れられやすいようにラップで演出されて、
ストーリーの中でThomas JeffersonとAlexander Hamiltonがラップバトルのようにディベートするシーンは最高で、
今年11月にある選挙のディベートもラップであれば若者がもっと政治に興味を示すだろうと思いました(笑)
バイデン VS. トランプ (イメージするだけでも笑いが、、)
ラップはアフリカンアメリカンのルーツがあり、
このミュージカルもオーセンティックに受け入れられるように、
本来の人物とは違う人種が意図してキャスティングされているところも特徴の一つです。
歴史が苦手だった私は学校の授業で年号や事柄を暗記して学ぶより、
このミュージカルは人間味があって、さらに調べて学びたいとまで思いました。
今月3日にでたこのミュージカルはタイミングもとても考えられて配信されたと思います。
コロナの影響や、独立記念日の週末であったこと、
そして、今世界中で注目されているBlack Lives Matterの活動にも平行してる物語だと思います。
ご自宅にいる時間が多い思うので、
是非見ていただきたい作品の一つです!
高橋