2010-09-27
まだまだ先行き不透明感が続いている今日この頃ですが、
皆さんはいかがお過ごしですか?
ここ最近はニューヨークではあらたな禁煙法案が検討されており、
これが試行されると、ビーチや公園、歩行者の広場など公共の場で禁煙となり、
最大で250ドルの罰金となるそうで、ちょっとした物議をかもし出しています。
個人的には、禁煙は大歓迎ですが、その前に道端で横行している
自転車のひどいマナーを取り締まって欲しいとは思いますが。。
そんな中、ちょっと前に上司の代理で、とあるセミナーに参加してきました。
講師はアジア担当の大統領補佐官として勤務した経験のある
アメリカ人の方ですが、日本に滞在した際には国会議員の秘書を務めたり
新聞記者をしたことが有り、日本語を操っていらっしゃいました。
そして、セミナーのタイトルは
“民主党は経済・外交問題を乗り越えられるか”
民主党代表の選挙直後だった事も有り、興味津々で参加したのでした。
辛らつな意見をお持ちなのかと思いきや、
もちろん何点かの問題点の指摘はあったものの、
全体的にとってもポジティブな見解を持っていらっしゃったので、
正直驚いたのでした。
日米間についてはtoo big to failということで、
お互いがまだ必要としているので、引き続き協力体制は変らず現状維持。
ただし、ある米国政府高官は“民主党になった事で、
冷戦後始めて日本が読めなくなった”とオフレコ発言をしたようですが。
日本経済成長については、十分復活は有り得るますが、これは政治家次第。
次世代の政治家は国際経験が有り、かなり期待できる人材がいるそうです。
Weaknessとしては中国関係や自衛隊の問題などもありますが、
少子化が進み、移民の受け入れが進んでいない中で、
女性の社会進出がマストと強調されていました。
確かに最近何かの記事で、女性の管理職の割合は
「米国が43%なのに対して日本は9%」とあったと記憶しています。
ただ、仕事柄、ニューヨークにいらっしゃる日系企業のトップの方と
お話をする機会がありますが、ここ最近はトップが女性というパターンが、
少しずつですが出てきている事に気が付きました。
こういった変化の積み重ねが、きっと大切ですよね。
2006年と2007年に“働く女性の未来予測?”(その1とその2)と
題したブログを書いた事が有りますが、
その後友人は新しい未来予測を書いているのか、聞いてみたくなりました。
数年が経過して、果たして日本の社会で何か変化がおきているのかどうか。
講演内容は、若干ビップ・サービス的なところがあるような気もしますが、
久しぶりに前向きなお話が聞けて、少し清清しい気分になったのでした。
ガンバレ、日本!!
松浦