早いもので、もう年の瀬です。
今年1年を振り返ってみる時期になっちゃいました。
あ~、アレモコレモ結局できなかったなぁ、って苦笑いしながら、
新年、という地球の公転によるイベントのおかげで、
カッコたる理由がないにもかかわらず、
人生に新たな希望を抱くことができるので、
お正月は大好きでなのですが、
どうも、今度の新年にはいつもと同じような気持ちがしません。
2017年は、年明け早々HOPEという言葉を掲げて選挙権のない私までを感動させたオバマ大統領がホワイトハウスを去ってしまいます。HOPEも一緒にホワイトハウスを去ってしまうのでしょうか。
今年は新年早々のDavid Bowieの他界という私にとっては悲しい悲しいニュースから始まりました。
BowieとQueenが一緒に作った
Under Pressureという歌がありますが、
今年は1年間、アメリカはもとより世界中がUnder Pressureにあったような気がしませんか?
Under Pressureの歌詞はこんな感じです。
Pressure pushing down on me
Pressing down on you
No man ask for
Under pressure
That brings a building down
Splits a family in two
Puts people on streets
It's the terror of knowing
What the world is about
Watching some good friends
Screaming
'Let me out'
Pray tomorrow gets me higher
Pressure on people people on streets
Turned away from it all like a blind man
Sat on a fence but it don't work
Keep coming up with love
But it's so slashed and torn
Why - why - why?
Love love love love love
Insanity laughs under pressure we're breaking
Can't we give ourselves one more chance
Why can't we give love that one more chance
Why can't we give love give love give love give love
Give love give love give love give love give love
Because love's such an old fashioned word
And love dares you to care for
The people on the (People on streets) edge of the night
And loves (People on streets) dares you to change our way of
Caring about ourselves
This is our last dance
This is our last dance
This is ourselves
Under pressure
Under pressure
Pressure
誰の作曲作詞なのかは明確にはされていません。
Queenのスタジオでセッションをやっているうちに
みんなのアイデアでなんとなく出来上がった一曲だとか。
名曲です。
Queenは1981年のこの曲の発表以来、全てのコンサートでUnder Pressureをパフォームしました。
QueenとBowieの間でちょっとしたイザコザがあって、
Bowieはライブでこの曲を歌うことはなかったのですが、
Freddieの追悼コンサートでAnnie Lenoxと感動的なUnder Pressureをパフォームした後は
コンサートでこの歌を歌わなかったことはなかったとか。
(ベルリンのライブ、超、カッコイイです。ユーチューブで見られますから是非!)
それほど、意味のある名曲だったのではないかと、
QueenもBowieも愛してやまない私には思えます。
発表当時はまだ子供でこの歌の意味がよくわかりませんでしたが、
今年はBowieの他界をきっかけに、Bowieを聴きまくり、
Under Pressureは何度聴き、
何度、一緒にリップシンクをしたか(家では声も出して歌いました)わかりません。
聴けば聴くほど、歌えば歌うほど、
深いなぁ、と思うと同時に、
今、この、揺れている世界で、
忘れてはいけないメッセージが歌われているような気がしてなりません。
Why can't we give love one more chance
Because love's such an old fashioned word
And love dares you to care for
The people on the (People on streets) edge of the night
And loves (People on streets) dares you to change our way of
Caring about ourselves
希望は私たちの中にあるんだ、ということでしょうか。
***
そしてあの信じられない11月のあの火曜日に、
Leonard Cohenが他界しました。
Leonard Cohenを知らなくても、
Hallelujah という曲を耳にしたことがない人はいないのではないでしょうか。
LC本人の歌ったバージョンよりも、
ありとあらゆる大物がカバーしている曲なので、
聴けば、あ~、これね、と思われるはずです。
Leonard Cohenはミュージシャンというよりは詩人と言った方が正解!と私は思っています。
LCの他界のニュースは自分でも信じられないほどのショックでした。
彼のようなアーティストを今の世の中が今、失ってしまったことの意味があまりにも重要に感じられ。。。。
でも、LCを聴いて、( ;∀;)しながら
悲しみの中から、こんな希望を見つけました。
彼のAnthemという詩(歌です)で彼はこんなことを詠(歌)っています。
Ring the bells that still can ring
Forget your perfect offering
There is a crack, a crack in everything (there is a crack in everything)
That's how the light gets in
8年前にオバマ大統領を誕生させたこのアメリカという国と人のResilienceを私は信じたいと思います。私自身のresilieneceも信じたいと思います。
ということで、やっぱり今年こそはいい年になるはず、という根拠のない希望をもって2017年を迎えてみようと思います。
BowieもLeonard CohenもFreddie Mercuryも天国にいるのだったら、
まだ、この人生をあきらめる気持ちはさらさらないですが、
もし、今、逝かなくっちゃならないことになっても、
それはそれで素敵なことかも、という希望を抱きつつ
そもそも、BowieやLenonard CohenやQueenを愛していること自体、
イヨイヨお年寄りの仲間入りの証明かもしれないと考えながら、
今日もおばあさんになることを拒否して生きることを心に誓う私です。
皆様、よい新年をお迎えください!
大矢