2022-02-23
サンフランシスコの八巻です。
来週3月3日は桃の節句、雛祭りですね。
最近雛祭りとは何?という質問を受けたのですが、人形を飾って、
ちらし寿司を食べながら女の子の成長をお祝いする日というくらいしか答えられず、、少し調べてみました。
雛祭りの由来は、中国から伝わった「五節句」という行事のひとつで、
当時季節の節目を意味する「節」のころは昔から邪気が入りやすいとされていて、
中国では川で身を清める習慣があり、日本では紙などで作った人形を川に流すことで邪気祓いをする行事として広がっていき、のち雛人形を飾るルーツとなったそうです。
厄払いの意味があるので、雛人形は節の変わり目である立春を過ぎたあたりの2月中旬頃から飾り、
雛人形は婚期を逃さないために3月3日過ぎたら早く片付けたほうがいいとよく聞きますが、
厄災の身代わりになった人形のため、いつまでも置いておくのはよくないということから、きているようです。
初節句に関しては、旧暦で厄落としをのため、4月3日まで飾るそうです。
また雛祭りの料理といったらちらし寿司ですが、華やかな彩りでちらし寿司に入っている具が、
えび=長生き、れんこん=見通しがきく、豆=健康でまめに働けるなど、
縁起物であり、定番メニューになったそうです。
また雛祭りの代表的なお菓子、ひなあられの色は、春=緑、夏=ピンク、秋=黄色、冬=白と四季を表している、
ピンク=生命、白=雪の大地、緑=木々の芽吹きという説もあるようです。
雛祭りの食べ物は、それぞれに意味が込められているんですねー。
エビは入れず自分好みの海鮮ちらし寿司を作ろうかなと考えていましたが、
エビは腰が曲がるまで長生きできるという意味が込められているとのことで、
エビも入れてそれぞれ具材の意味を意識しながら、ちらし寿司作ってお祝いしようと思います。
八巻