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2017-04-26
4/26/17 Raining Cats
この絵、素敵じゃないですか?

これはプロの画家の作品ではありません。
Iris Graceちゃんという5歳の女の子が描いた絵です。
Irisちゃんは自閉症という世界に生きている女の子です。

自閉症-先天的な脳の発達障害で、先天的なものだそうですが、発症の原因はいまだに解明されていなく、症状の重度も人によって様々。コミュニケーションがうまくとれない、言葉を操ることが困難、まわりの世界に無関心、自分のやり方に異様なこだわりがある、といった症状。必ずしも知的障害が伴うわけではなく、そうそう、その昔、Rainmanという映画がありましたが、あのコミュニケーション障害を持つ主人公のRaymondが突出した記憶力を持っていたように、音楽や絵、数字、語学などで何か突出した才能を持つ場合もあり、サヴァン症候群と呼ばれている症状ですね。自閉症が必ずしもサヴァン症候群を併発するわけではありませんが、Irisちゃんはきっと、色を感じることに私たちの何万倍もの感度を持っているんだろうな、と彼女の絵を見て感じぜずにはいられません。

私たちは、言葉、というツールを使って、全ての行動を形にしていると思いませんか?声を発する、発しないとは関係なく、心の中でも常に言葉を使って物事を感じ、物事を判断し、自分ともまわりともコミュニケーションを取り、言葉を使って生きているのではないでしょうか。でも、言葉にならない感情もたくさんありますよね。私は、その言葉にならない感情が生まれる瞬間をとても愛しています。言葉では表現できない大きな感情で体中がいっぱいになると、時間が一瞬止まるような感じがします。音楽だったり、絵だったり、彫刻だったり、小説だったり、映画だったり、誰かと出会うことだったり、何かの景色や情景だったり、その瞬間を引きおこす要因は様々ですが、敢えて言葉で表現するとすると、私が超越した美を感じる瞬間なんだと思われ、背骨にそって一本のイマジナリーな弦があって、その瞬間に出会った時は、その弦がはじかれてとっても素敵な振動がとっても素敵な音と一緒に体中に広がる感じがするんです。その瞬間を探し続けて毎日を過ごしているようなものです。

言葉なくしては私たちの生活は成り立たないですが、言葉を持っているがために、何かが制限されることもあるのではないかと思うこともあります。だめ、NO、できない、っていうネガティブな言葉たちですね。もちろん、言葉が私たちを勇気づけ、背中を押して行動させ、思考を整理し形にし、技術、能力を発達させてくれるのですから、ナンダカトハサミは使いよう、ではないですが、使いかた次第ではあるものの、Irisちゃんの絵を見ると、自閉症、という言葉でこの子の世界を表現するのは大きな間違いなんじゃないかと思えてなりません。言葉をツールとしないIrisちゃんの世界は、私たちが知りえる以上に大きな大きな世界なんじゃないかと。

私も多少、コミュニケーション障害を持っているタイプです。障害とまではいきませんし、脳もある程度正常に機能していると思われ、シタガッテ心の方のことなんだと思いますが、まわりとのつながりを求めることにとてもたくさんの努力を必要とします。根本的に言葉を口にすることに恐怖心があります。だから、なんでもなく誰とでも楽しそうに会話ができる人たちがとてもうらやましくてたまりません。

その一方で言葉を持たない世界に住むIrisちゃんの一瞬一瞬はどんな世界なんだろう、とIrisちゃんの絵を見て心惹かれるのも確かです。こんな風に世界を見ることができるIrisちゃんが少しうらやましいです。多かれ少なかれ、みんなそうですよね。だから、芸術が世の中に存在するわけで。

Irisちゃんのお話しには、セラピーキャットが実は一役かっており、(冒頭の絵、Raining Catsというタイトルです。)このThulaという猫ちゃんとIrisちゃんの絆のお話しに心温まる思いをすること間違いありませんから(猫好きの方なら絶対!)、これ https://vimeo.com/117709009 、是非見てください。

当然私は猫好きで、2匹の猫と一緒に暮らしています。
そして、クリムトも、マチスもピカソも、クレーも、ウォーホールも、そしてフレディー・マーキュリーも猫が大好きでした。村上春樹も猫好きです。So what? 確かに。でも、猫は奥が深いんです。猫のお話しはまた今度。

((大矢))
2017-04-19
記憶を辿れば。。。
ついに寒い寒い冬(今年はそこまででしたが)も過ぎ、ポカポカとした日をようやく楽しめるようになってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
お久しぶりで御座います。NY支店の加藤で御座います。

今回は私の一つ懐かしい話をさせて頂きます。
自分自身の人生を思い返してみるとに、一番鮮明に残っている最初の記憶は、幼稚園の頃のものです。
私が通っていたのはキリスト教系の幼稚園で、年長さんの年にマリア様を主役とした劇をするのが、毎年の行事でした。
ついに年長になった私はその役決めの日を迎えました。
ワンパクな幼稚園児だった私は、幼稚園の先生の”マリア様やりたい人ー?”という問いかけに、
なんの疑いもなくピンと右手を伸ばし”オレやりたい!!”と大きい声を出してアピールしました。
物語の主人公になりたくてなりたくて仕方がなかったのでしょうか。ママやパパの見てる前でええかっこしたかったのでしょうか。
今ではその動機は思い出せませんが、木役の男の子も、羊飼い役の女の子もそれぞれがそれぞれの主人公なのに、
マリア様がいっちゃんかっこええ!と思いこみ、きっとヒーローを夢見る少年のようなキラキラした目をしていたのでしょう。
ただ困惑した顔を浮かべた先生が”こうちゃんは男の子でしょ”と代わりにヨゼフ様役をやることになりました。
周りを見渡せば手を挙げていた子はみんな女の子でした。

これが私の最初の記憶です。
なぜこの記憶が昔のものにも関わらずそんなにも鮮明に覚えているのでしょうか。
それはきっとものすごい恥ずかしかった記憶だからではないのかと今では結論付けています。恥ずかしかったこと、失敗したことはやっぱりめっちゃ引きずるもんなんですかね。
きっとこういうことを重ね、人はどんどんヒーローや主人公になることを避けていってしまうのではないのかなと思います。
なぜなら、赤い服を着たヒーローは嫌でも目立ちますもんね。一人の人の笑顔を作るより、100人の民衆の目の方が気になってしまうようになっちゃうんですかね。
私も今もう一度マリア様をやりたいかと聞かれても胸を張ってやりたいと大きい声で言える自信はありません。

ただ、その後の記憶を探ってみると、劇の当日、きっと私は主人公のマリア様を食ってしまうくらい主人公っぽいヨゼフ様を演じたんちゃうかなと思ってます。パパとママはそんな僕をきっと強く暖かく抱きしめてくれたんちゃうかなと思ってます。
私は別にその日のことを恥ずかしいとは今では捉えていません。後悔もしてません。むしろ、誇らしいです。だって、私以外であの時、私が男にも関わらず手を挙げたことを覚えてる人なんてきっといないやろうと思いますし。
それは時間なのか、色々な要素があるとは思いますが、きっとその経験は血となり肉となるんかなと思います。

私が今日伝えたかったのは、挑戦したその先には、失敗しても恥をかいても、なにかしらのええことがあるんちゃうかなということです。
いつまでもワンパクで無邪気でいたいものですね。人に迷惑はかけない程度に。



2017-04-12
Soul Cycle!!
こんにちは。ニューヨーク支店の八巻です。

最近暖かくなってきて、もう夏もすぐ!今年も寒い冬を乗り切りました!!
夏と行ったら海!早くも今年はどのビーチに行こうか現在リサーチ中です。φ(..)

去年は初海は5月に行ったのですが、今年も来月には行けたらなぁーと最近ワクワクしています。が、それと同時に、冬の暴食暴飲による怠けた身体、、最近慌ててジム通いしています。


以前こちらのブログでご紹介したボクササイズにプラス最近通っているのは、“バイクエクササイズ”です。ニューヨークでは随分前から流行っていたようですが、、遅ればせながら最近ハマっています。バイクを立って漕ぎながら腕立て伏せやダンベル運動など行います。

現在5つのスタジオを試したのですが、私の勝手ランキングトップ1はSoul Cycle!昨日も45分間、気持ちいい汗をかいてきました。https://www.soul-cycle.com/

全米色々なロケーションにスタジオがあるようなので、是非機会があればトライしてみて下さい~

ニューヨーク支店
八巻
2017-04-05
A Dog's Purpose
こんにちは、シカゴ支店の鎌田です。
先月、キャリアフォーラム参加のため、NYに出張してきました。
シカゴの空港でチェックインをした後、搭乗まで少し時間があったので何気なく本屋さんを覗いていたところ、気になるタイトルを発見しました。

「A Dog’s Purpose」

私は子供の頃から今までほぼずっとペットと暮らす生活をしており、現在も犬を飼っているのですが、犬の役割とは何でしょうね?

無邪気な姿で飼い主を癒すことでしょうか。
我が家の愛犬は人懐っこく、表情豊かで、賢くて、でも時々おバカで・・・一言で言うと、とっても可愛いので(すいません、親バカです)、毎日癒されっぱなしです。


では、犬の考える犬の役割とは何でしょうね?

朝、飼い主を起こし、家の周りをパトロール(散歩)して怪しい鳥やリスを発見したら追いかけ、料理中や食事中に何かこぼしたらペロッと食べて掃除し、日中は家の警備を行い、飼い主が部屋を移動する度、ボディーガードのように付き添い、寝る時間になったらベットに行って布団を温めておく?
毎日休みなしで飼い主の面倒を見る犬も大変です。笑 

この本、犬視点で書かれてあるので思考は明快、難しい表現もなく、ストーリーもシンプルで読みやすい本です。ストーリー上、強引な展開もありますが、愛犬に重ねながら、うちの子は物は噛まないな~とか、意外と薄情だからいざという時はこの子はひとりで逃げるな、とか、なかなか面白く、途中、うるっとくる場面もありました。
今ちょうど映画版も上映されているようですが、原作に勝るものなし!です。英語での読書初心者にもお勧めの本ですので、ぜひ春夏休みの旅のお供にどうぞ!

シカゴ支店 鎌田